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特集:2022年秋のアート展

松濤美術館という高級感あふれる会場でドラァグクイーン関連の作品も展示される「装いの力ー異性装の日本史」をはじめ、2022年秋(9月〜11月)に開催予定のLGBTQ関連のアート展をいろいろご紹介いたします。

特集:2022年秋のアート展

(『装いの力ー異性装の日本史』より)
 

 芸術の秋、到来!ということで、この9月〜11月に開催予定のLGBTQ(性的マイノリティ、クィア)に関するアート展の情報をまとめてご紹介いたします。今年の秋は美術史的にもLGBTQ的にもたいへん意義のある「装いの力ー異性装の日本史」が松濤美術館という高級感あふれる会場で開催されるのをはじめ、様々な展覧会が予定されています。今後もおそらく、新たな展覧会の情報が入ってくると思いますので、わかり次第、順次追加していきます。
(最終更新日 2022.11.3)



開催中 小淵沢
中村キース・ヘリング美術館開館15周年記念展:混沌と希望

 中村キース・ヘリング美術館が開館15周年を迎えます。2007年4月、キース・ヘリングを紹介する世界で唯一の美術館として八ヶ岳の麓に位置する小淵沢に開館しました。コレクターであり館長を務める中村和男さんは、1987年にニューヨークでキースの作品に出会ったことをきっかけに、その作品の蒐集を始めました。現在およそ300点の作品のほか、記録写真や映像、生前に制作されたグッズなど500点以上の資料を収蔵しています。今回の「中村キース・ヘリング美術館開館15周年記念展:混沌と希望」では、新たに収蔵する作品を中心に、コレクションの核となる作品約150点を一挙に展示する15周年にふさわしい見応えのある展示となっています。

中村キース・ヘリング美術館開館15周年記念展:混沌と希望
会期:2022年5月14日(土)〜2023年5月7日(日)
会場:中村キース・ヘリング美術館(山梨県北杜市小淵沢町10249-7)
開館時間:9:00-17:00(最終入館16:30)
料金やアクセス等についての詳細はこちら



 
8月10日~9月4日 大阪
イクなび展 

 MASH大阪が3ヵ月に一度刊行している大阪3大ゲイタウンのお店などのMAP「イクなび」。そんなイクなびを華やかに彩ってくれている、ゲイタウンのお店の人の魅力あふれるYAMATO氏による表紙写真と、裏表紙の飯塚モスオ氏によるゲイライフをユーモラスに描いた漫画「平成アプリコットくん」の作品の数々が、distaで展示されます。お二人の作品の魅力と街の息吹を感じていただければ幸いです。

イクなび展 
会期:8月10日(水)~9月4日(日)
会場:コミュニティセンターdista
開館時間:水~日曜 17:00-22:00




8月24日〜9月8日 東京
LGBTQ+ME

 2021年の一般社団法人日本アートテック協会主催のアートコンペティション「100人10(読み:てん)」において「between the arts賞」を授与された7名の作家、その個展の第2弾としてBANBUさんによる個展「LGBTQ+ME」が元麻布にあるアートギャラリー「between the arts gallery」にて開催されます。
「「LGBTQ+ME」と題した本展では、BANBUが描く丸いフォルムに、三つの目を持つ一見奇妙でもあるキャラクターが、どこからか「愛」や「優しさ」、そして「懐かしさ」と「悲しさ」を訴えかけ、鑑賞者の心情を揺さぶる体験を提供します。愛は形を変え、国籍、政治、年代、そして性別の境界線を超えながら人々の心にあり続けます。そして、百人の顔が曇っていても、一人の信念があればそこに愛は生まれます。「LGBTQ+ME」では、鑑賞者一人一人に、この“+ME”の部分を作品を通して想像してほしいという、作家の強く勇気のある想いを感じ取っていただけると幸いです」(プレスリリースより)
「本展は、私が普段、性的マイノリティーとして生活していく中で目に触れる恋愛映画や絵画などから生まれた疑問と、異性愛者間ではされることのない愛のカテゴライズやラベル付けのような”LGBTQ”という言葉に違和感を抱いたことがきっかけになっています。そこに+ME を付け加えることで、愛というのはもっと“自由な形”であって、個人個人で変化していく物、さらには誰にもカテゴライズされることのない普遍的な愛の形になることをテーマにしました。展示作品は全て花をモチーフにしたシェイプドボードにペインティングしており、キャラクターが悩み、葛藤しながら愛を育んでいく様子を1枚1枚題材を変えて描きました。そして、花という繊細で短命な美しさを無垢な愛とし、それらに愛の記憶を絵描き、並べることで愛のお花畑のような展示ができるのではないかと考えました。また“キャラクター”というのは本来断定するはずの詳細的主観を取り除き、人間でも動物でもない生物を描くことにより、性別や種族、宗教などに囚われることのない普遍的な愛を表現できる手助けになると思っています。このキャラクターが、見る人によって、その主観を変化させ、愛を普遍的なままに、自由に美しい形のままココロの何処かに置いておける余白を作り出せていればとても嬉しいです」(作家からのメッセージ)

BANBU個展「LGBTQ+ME」
会期:2022年8月24日(水)〜9月8日(木)  ※会期中は休館日なし
会場:between the arts gallery(東京都港区元麻布2-2-10)
営業時間:12:00-18:00






8月25日〜9月12日 東京
SIN5 EXHIBITION 2022 SUMMER

 先日の「BUFF」でその絵がTシャツのデザインに選ばれるなど、活躍の幅を広げているSIN5さんが、二丁目のゲイバー「ポプラ」で個展を開きます。若い方から年配の方まで幅広くいらっしゃるお店です。カラオケは無く、ジャズの音色が響く、落ち着いた雰囲気です。

SIN5 EXHIBITION 2022 SUMMER 
会期:2022年8月25日(金)〜9月12日(月)
会場:BAR POPLAR(新宿区新宿2-12-16 セントフォービルB103)
営業時間:
平日16時〜25時
土曜15時〜26時
日曜15時〜24時
(火曜定休)




9月3日〜10月30日 東京
装いの力ー異性装の日本史

「人間を「男性」「女性」のふたつの性別で区別する考え方は、私たちの中に深く根付いています。一方で、この性の境界を、身にまとう衣服によって越える試みも世の東西で古くから行われてきました。社会的・文化的に性別を区別するための記号である衣服をもって、生物学的に与えられた性とは異なる性になるという営みのことです。もちろん、異性装を実践した人物の性自認や性的指向は非常に多様なもので、それらが異性装とともに必ずしも自動的に変化するものではない、という認識は重要です。
 日本でもヤマトタケルが少女の姿に変装し、敵の宴に忍び込むエピソードなど、異性装の人物が登場する物語や、能や歌舞伎など異性装の風俗・趣向を反映した芸能が古くから存在しています。本展では絵画、衣裳、写真、映像、マンガなど様々な作品を通じて、各時代の異性装の様相を見ていき、性の越境を可能とする「装いの力」について考察する内容です」(公式サイトより)
 展覧会は時代順に8章から成っており、8章「現代から未来へと続く異性装」では、「森村泰昌の「女優シリーズ」やダムタイプ『S/N』記録映像などを紹介。異性装と密接に結びつくジェンダーやセクシュアリティに関する諸問題について考えていきます。さらに日本におけるドラァグクイーンの黎明期にグロリアス(古橋悌二)、DJ Lala(山中透)、シモーヌ深雪らによって始められたダンスパーティ『DIAMONDS ARE FOREVER』メンバーによる本展のためのスペシャルなインスタレーションも展開」とのことで、『DIAMONDS ARE FOREVER』のロイヤルウィッグも展示されます。 
 会期中、講演会やトークセッション、メイク講座のワークショップなど様々なリアルイベントも展開されます。9月17日(土)にはダムタイプ『S/N』記録映像の特別上映が(たいへん貴重です)、10月9日(日)17時〜にはシモーヌ深雪氏×ブブ・ド・ラ・マドレーヌ氏×三橋順子氏によるスペシャル・トークセッション「Drag Queen in Japan ~異性を装うとは何か?  ジェンダーとセクシュアリティの見地から~」が行なわれます。
 渋谷区の松濤といえば、大物歌手の豪邸があったり、日本でも指折りの高級住宅街として知られ、その中にある松濤美術館は極めて格調高い、高尚な展覧会が開催されてきたところです。そんな松濤美術館で『DIAMONDS ARE FOREVER』の歴史が染み込んだ(『ダイヤモンドアワー』でも使われた)ロイヤルウィッグや、ミス・グロリアス(古橋悌二)さんがドラァグクイーンとしてリップシンクする『S/N』や、たくさんの女装や男装に関する資料が展示されるというのは、ちょっとした事件ではないでしょうか。みなさんぜひ、お出かけください。

装いの力ー異性装の日本史
会期:2022年9月3日(土)〜10月30日(日) ※会期中、一部展示替えあり
会場:渋谷区立松濤美術館
料金:一般1000円(800円)、大学生800円(640円)、高校生・60歳以上500円(400円)、小中学生100円(80円)
※リピーター割引:観覧日翌日以降の本展期間中、有料の入館券の半券と引き換えに、通常料金から2割引きで入館できます
※()内は渋谷区民の入館料
※土・日・祝は小中学生無料
※毎週金曜日は渋谷区民無料
※障がい者及び付添の方1名は無料
休館日:月曜日(ただし、9/19及び10/10は開館)、9/20(火)、10/11(火)
開館時間:10:00-18:00 (毎週金曜日は20時まで) ※入館は閉館の30分前まで





9月5日〜11日 鹿児島
山乃モトキ個展「Liberal arts」

 山乃モトキさんの個展が鹿児島で開催されます。
「アート鑑賞はその人の育った環境、周りの友人たちの価値観、積み重ねた教養で感じ方や受け取る心の位置が変わってくると思う。Liberal artsという言葉にARTが入っているのは本当に意味深いと思う。女性ポートレートをとっているうちは評価は被写体であった。メンズヌードを撮りだすと「あなたはゲイなんですか?」「どうしてこんなものを撮ろうと思ったんですか?」と評価は作者に移った。私はアート鑑賞において評価されるべき人がいるのなら、それは見る人そのものなのではないかと最近感じている。メンズヌードを見ることは自分の内部を見ること。あなたが今日思ったことはあなたのどこからつながってきているのでしょうか」(ステートメントより)
 「ステートメントは難しく書いていますが、結局は美しいヌード展示ができればと思っています」とのことです。鹿児島という、まだ東京ほど性の多様性についての理解が進んでいない地方でメンズヌード展を開催することに意味を見いだせたら、との思いもあるそうです。また、東京でも来年あたりカムバック展示会をしたいと考えているそう(楽しみですね)。南九州地方の方、ぜひお出かけください。

山乃モトキ個展「Liberal arts」
会期:2022年9月5日(月)〜11(日)
会場:鹿児島市名山町8-8 ギャラリーポランカ4階
開場時間:12:00-19:00
入場無料、年齢制限なし



9月17日~2023年2月12日 京都
アンディ・ウォーホル・キョウト

 ポップ・アートの旗手として、アメリカの大量消費社会の光と影を描いたアンディ・ウォーホル(1928〜1987)。ゲイであり、ドラァグクイーンやトランスジェンダーの人々をモデルにしたポートレートを発表したり、ルー・リードやトルーマン・カポーティなどのクィア・アーティストが集うファクトリーというスタジオを構えたり、ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・アンド・ニコをプロデュースしたり、というところでも有名です。そのウォーホルのポップ・アートの代表作に加えて、商業イラストレーター時代や東方カトリックの生い立ちに触れる晩年の作品群までを網羅する大回顧展「アンディ・ウォーホル・キョウト / ANDY WARHOL KYOTO」が京セラ美術館で開催されます。キャンベル・スープ缶やマリリン・モンローなどの有名な作品も観ることができますし、展示を最後を飾る幅約10メートル×高さ約3メートルの《最後の晩餐》はウォーホルの最晩年、エイズが猛威を振るうなか制作された作品で、当時、ニューヨークで同性愛者を批判する文脈で使われた「The Big C」という言葉が中央に大きく描かれ、ウォーホルのゲイとしてのメッセージがうかがえます。展覧会全体として彼のセクシュアリティのことがどこまで語られているかはわかりませんが、ウォーホルの生い立ち、内面、精神に触れることができる展示構成になっているそうです。
 
アンディ・ウォーホル・キョウト / ANDY WARHOL KYOTO
会期:2022年9月17日(土)~2023年2月12日(日)
会場:京都市京セラ美術館 新館「東山キューブ」
開館時間:10:00-18:00(入場は閉館の30分前まで)
休館日:月曜(祝日の場合は開館)、12月28日~1月2日
観覧料:土日祝一般2,200円、平日一般2,000円、高大生1,400円 





9月18日〜25日 東京
ハッケヨイ両国・緑壱場所

 相撲絵をテーマに5人の作家によるグループ展「ハッケヨイ両国・緑壱場所」に奥津直道さんが出品しています。9月場所に合わせたイキな展覧会。お相撲さんを愛する皆様、ぜひご覧くださいませ。

ハッケヨイ両国・緑壱場所
会期:2022年9月18日(日)~25日(日)
会場:緑壱
開館時間:13:00~-19:00
会期中無休
出品作家:おおらいえみこ、奥津直道、木村浩之、福家聡子、邱桂蘭
企画:御子柴大三、木村浩之





9月27日〜10月29日 東京
ミヤギフトシ “American Boyfriend: Portraits and Banners”

 ミヤギフトシさんが2012年より現在進行形で取り組んでいるプロジェクトとして、「沖縄で沖縄人男性とアメリカ人男性が恋に落ちることは可能かについて」をテーマに、文化、政治、歴史的な視点を踏まえながら、個人の記憶や体験とフィクションを織り交ぜた物語の展開がありました。出身地の沖縄や、セクシュアルマイノリティとしてのアイデンティティに向き合いながら、ブログをベースに、写真、映像、様々な形態の印刷物など多岐にわたる手法で表現しています。
 今回 void+の会場は、小説集『ディスタント』の登場人物「Y」、別会場での展示作品にも登場する「Chris」や「The Protagonist / 僕」など、「American Boyfriend」に登場してきた人物たちのポートレイト作品を中心に構成されます。また、写真作品《感光》と、映像作品《感光の数分間》のシリーズからは今年撮影した新作を発表します。これらは2011年より制作するシリーズで、ミヤギさんが男性の家を夜訪ね部屋の明かりを全て消した状況下でポートレイト写真を撮影すると同時に、撮影行為そのものを映像で記録するという作品群です。カメラが被写体を写し撮るまでの数分間、言葉を交わすことなくただ静かにその暗闇を共有し、時にはとても居心地悪いものだったり、時にはその溶け込めない空間に身を置くことに新鮮さを感じたり、その行為は、昼間の光の下では得ることのできない撮影者と被写体との関係性や微かな気づきを写し撮ろうと試みるものです。このほか、ミヤギさんが写真を撮り始めた2000年頃の初期の作品や、自らのアイデンティティと向き合うため留学先のニューヨークで始めた写真シリーズ、《Strangers》の未発表作品など、小説のモチーフとなったポートレイト作品も展示いたします。
「American Boyfriend」のプロジェクトのスタートから10年が経ち、登場するこれらの人物は断片的なストーリーを横断することで本プロジェクトの輪郭を形成し、ミヤギさんが紡ぎ出してきたストーリーをより一層鮮明に見せてくれます。本プロジェクトは、戦後から現在まで続く分断された沖縄の地や、様々な社会との隔たりのなかで抑圧され、気づかれずにこぼれ落ちていく感情や小さな声を拾い、ささやかな抵抗として物語を語り続けます。(公式サイトより)

ミヤギフトシ “American Boyfriend: Portraits and Banners” 
会場:void+ (東京都港区南青山3-16-14-1F)
会期:2022年9月27日(火)〜10月29日(土)12:00-18:00
定休:日、月、祝日

<同時開催>
ミヤギフトシ “American Boyfriend: Portraits and Banners” 
会場:Yutaka Kikutake Gallery (東京都港区六本木6-6-9-2F)
会期:2022年9月27日(火)〜10月22日(土) 12:00-18:00
■定休:日、月、祝日




9月30日〜10月9日 東京
FUM exhibition

 AiSOTOPE LOUNGEのトイレの壁画の作者であり、MALE ART 2022 男のフェチズム展2への出品も印象的だったFUMさんの個展が二丁目の「EAGLE TOKYO BLUE」で開催されます。男性のヌードを、リアルな肉付きや、エロス、フェチズムな側面から描くFUMの作品は、ただ単に「エロ」を追求しているのではなく、ポップでファンシーに表現していることが特徴。1990年代〜2000年代初期の原宿・渋谷カルチャーが今の作風に大きな影響を与えているそうです。この機会にぜひ、FUMさんのポップでセクシーな絵を間近で鑑賞してみてください。

FUM exhibition at Eagle Topkyo Blue
会期:2022年9月30日(金)〜10月9日(日)
会場:EAGLE TOKYO BLUE




9月30日〜10月15日
NUDE礼賛!「おとこのからだ」

「本展は男性ヌードをテーマに、ジェンダー、セクシュアリティ、表現方法も異なる現代アーティストによる、多種多様な男性像を一堂に展示し、男性表現の受容、可能性を探る試みです。アートシーンでヌードといえば未だ女性ヌードというイメージが圧倒的多数を占める一方で、性的な表現が「性差別、性の消費」と批判の対象となり続けてもいます。度々起こる過激な論争は、ヌードや性の表現の規制や縮小を危惧されるほどですが、男性ヌードに関しては、特に国内のアーティストの作品をまとめ、比較して観れる展覧会も、議論の対象になる機会も、まだまだ数少ない現状です。本展では、男性ヌードならではの身体や、エロティズムの表現はもちろん、様々なジェンダーの価値観の変遷からも考察を試み、男性ヌード表現をめぐる議論が活性化する機会になればと考えています。13名のアーティストが表現する「おとこのからだ」。人間を表現することの素晴らしさ、豊かさを、多くの方々に感じていただけることを願います」(公式サイトより)
 会場は秋葉原のギャラリー「Dub Gallery Akihabara」。参加アーティストはエセム万、大山菜々子、上路市剛、亀井徹、木村了子、田亀源五郎、小川クロ、TORAJIRO、成瀬ノンノウ、野村佐紀子、松蔭浩之、ユゥキユキという豪華な方々(敬称略、五十音順)、そして三島剛作品の特別展示もあります。

NUDE 礼賛ーおとこのからだ
Praise of NUDE - About Male Body
会期:2022年9月30日(金)〜10月15日(土)
会場:Dub Gallery Akihabara(千代田区神田佐久間町1‒14 第2AZUMAビル216号室)
開館時間:平日15:00-20:00、土12:00-20:00
定休:日祝
入場料:500円(税込)特典あり






10月1日~31日
すんすんアート展

 ほのぼのした作風で人気のすんすんさんが、大阪ミナミ「キューピーちゃんの隠れ家」でアート展を開催します。

すんすんアート展
会期:10月1日~31日
会場:キューピーちゃんの隠れ家(大阪市中央区難波4-8-2 大幸センタービル2F)
営業時間:19:00~3:00
定休:木曜日




10月4日〜8日
Graphic Art exhibition クリエイティブ表現の現在 2022.Octobe

 「MALE ART 2022 男のフェチズム展2」の出展も素敵だった男絵師、Shinji Horimuraさんが、茅場町の「RECTO VERSO GALLERY」で行なわれるグループ展に出展します。六尺など和装の凛々しい男たちの絵に会えますし、ご本人にも会えるかもしれません。

Graphic Art exhibition
クリエイティブ表現の現在 2022.October
会期:2022年10月4日(火)〜8日(土)
会場:RECTO VERSO GALLERY
開館時間:火〜金 12:00-18:00、土 12:00-15:30
出展者:さかいまさよ、Shinji Horimura、寺島響水、大西翔





10月6日(木)〜30日(日)
SIN5 PRINT ART EXHIBITION 2022

 先日の「BUFF」とのコラボや、度々の個展でも人気を博しているSIN5さんが、aktaでPRINT ARTの個展を開催します。二丁目にお出かけの際はぜひ、aktaにお立ち寄りください。

SIN5 PRINT ART EXHIBITION 2022
会期:2022年10月6日(木)〜30日(日)
会場:コミュニティセンターakta(東京都新宿区新宿2-15-13第二中江ビル301)
開館時間:木〜日 15:00-21:00


10月19日〜31日 大阪
Roots of Kawaii 内藤ルネ展 生誕90周年特別展 ~生活の中にファンタジックな夢を~

 1950年代から日本の少女文化をリードし、「カワイイ文化の生みの親」と称されるマルチクリエーター内藤ルネの生誕90周年特別展。少女画などの貴重な原画、フルーツやルネパンダなどのデザインスケッチ、昭和に数々のブームを巻き起こした付録や陶器、ステーショナリー、雑貨までを展示。さらに物販コーナーも登場。

Roots of Kawaii 内藤ルネ展 生誕90周年特別展 ~生活の中にファンタジックな夢を~
会期:10月19日(水)~10月31日(月)
会場:阪神梅田本店 8階 催事場
営業時間: 10:00~20:00
※会期中無休、入場は閉場30分前まで、最終日は17:00閉場
料金(税込):【前売券】一般¥800、大学・高校生¥600、【当日券】一般¥1,000、大学・高校生¥700
※中学生以下無料(学生証をご呈示ください)
※阪急阪神お得意様カード、各種ペルソナカード、エメラルドSTASIA、阪神みどり会会員証のご呈示で、ご本人さまに限り入場無料
※株主優待券は1枚で2名さままで入場無料
※障がい者手帳(身体障がい者手帳、精神障がい者保健福祉手帳、療育手帳、被爆者健康手帳)ならびに特定疾患医療受給者証などの原本(コピー、写真不可)をご呈示の方、および介添えの同伴者1名まで入場無料




11月3日〜20日 東京
SADAO HASEGAWA X HAVE A GOOD TIME

 1970年代〜80年代に数々の幻想的でセクシーなゲイ・エロティック・アート作品を描き、1999年にバンコクで客死した画家、長谷川サダオ氏(1945ー1999)。ゲイ雑誌でも盛んに取り上げられ、日本のゲイシーンではたいへん有名でしたが、近年、ニューヨーク、パリ、台湾などのアートシーンが氏の作品に注目しはじめたそうです。
「作品の構成の素晴らしさ、配色の巧みさ、時代背景を思わせるポップさ、そして絶対的な描写など…。
 謎を残し、亡くなった長谷川サダオ氏は、生涯で残した膨大な数の作品群の全てを、ほんの数回しか会ったことがない成山画廊の成山氏に託しました」
 今回、氏の代表作ともなる作品を、成山画廊の協力のもと、アパレルブランド「have a good time」の店舗にて展示するそうです(長谷川サダオ作品とコラボした服も販売されるそうです)
 
SADAO HASEGAWA X HAVE A GOOD TIME
会期:11月3日〜20日
会場:have a good time店舗(東京都目黒区中目黒1-4-18)
営業時間:12:00-20:00





11月3日〜20日 東京
moriuo イラスト展『PLEASURE』

 「moriuoが初めて描く、男のエロとフェチ」。これまでゲイの人生やパートナーシップを素敵に描いた作品が多かったmoriuoさんが、初めてゲイのエロスやフェティシズムを描いた作品の個展を開くことになりました。「今後こういったテーマでの展示としては最初で最後となるかもしれない、かなりレアな展示になるかもしれません。ぜひとも会場で直に作品を目にしていただけたら嬉しいです」とのことですので、お見逃しなく。会場の「TEMPORARY ORBIT」は平日20時〜に会員限定バーとなるのですが、初日の3日(木)、会期中の土日は15時〜20時がどなたでも展示をご覧いただける時間となっています。初日の3日、会期中の土日はmoriuoさんも在廊します。ぜひお立ち寄りください。

moriuo イラスト展『PLEASURE』
会期:2022年11月3日(木)〜11月20日(日)
会場:TEMPORARY ORBIT(港区六本木6-7-2 IWAHORI ビル3F)
開館時間:15:00-20:00
定休:月曜
※1ドリンクご注文いただくシステムだそうです




11月18日~23日 東京
Behind the Closet

「昨今、LGBTQやジェンダーの多様性など様々な性の在り方が浸透してきた中で、アートの世界でもLGBTQやジェンダーをテーマにしたアート、クィアアートが注目を集めています。そこで現在、東京で活躍する若手のクィアアーティスト達4人をピックアップし、多様な価値観が集まる街、新宿で展覧会を開催するという運びとなりました。第1回目となるクィアアート展ではゲイの男性アーティスト4人によるゲイの世界をテーマにした「Behind the Closet」をコンセプトに作品を展示いたします」
「私たちは呼吸したり、眠ったり、愛をしたり、次は何を食べるのだろうと考えたり、泣いたり、笑ったりと他の人と同じように生きています。ゲイであることのリアリティーは、映画やドラマでどう映し出されるか?メディアでどう反映されるかということではありません。孤独や繊細を感じたり、他の人と同じように社会の一部を担う退屈な人生を送ることもあるのです。
 このヘテロ社会では、私たちは常にクィアな人々がクローゼットから「カミングアウト」することを期待しています。そこで「ビハインド・ザ・クローゼット」では、4人のゲイ当事者であるアーティストが、「クローゼットの中に入り、ゲイの世界のリアリティーを覗いてみるよう。」とあなたを誘うのです。虹色のフィルターの向こう側には、私たちはただの人間なのだということを知ることができるかもしれません」
(公式サイトより)

Behind the Closet
会期:2022年11月18日(金)~23日(水)
会場:新宿眼科画廊スペースO
開館時間:12:00-20:00(水曜 -17:00)
※木曜日休廊
参加アーティスト:HEY2、ネルソン・ホー、武内雄大、ナガシマカズタカ




11月22日~26日 東京
私たちだって“いいふうふ”になりたい展in東京2022

 同性婚の法制化(婚姻の平等の実現)に向けて、特定非営利活動法人カラフルブランケッツが2021年に大阪市、2022年8月に西宮市で開催し、とても大きな反響があった『私たちだって“いいふうふ”になりたい展』。今回、11月1日よりパートナーシップ宣誓制度が運用開始される東京都で、展示内容を増やし、様々なイベントと共に開催することになりました。この展示会では「同性婚(婚姻の平等)はなぜ必要?」「同性パートナーシップ制度との違いは?」「同性カップルは何に困っている?」という疑問におこたえします。イラストレーターのmoriuoさんによる結婚をテーマにした同性カップルのイラストも展示されますし、KANE&KOTFEさんなど様々なカップルの結婚式やトークイベントも開催されます。詳しくは公式サイトをご覧ください。

私たちだって“いいふうふ”になりたい展in東京2022
会期:2022年11月22日(火)~26日(土) 
会場:ジャスマック青山(東京都港区南青山4-11-1)(東京メトロ銀座線・千代田線・半蔵門線「表参道駅」A4出口 徒歩8分、東京メトロ銀座線「外苑前駅」南口1-a出口 徒歩8分)
開館時間:22日14:00-20:00 / 23日・24日・25日11:00-20:00 / 26日11:00-18:00
入場無料
来場予約不要(一部の開催イベントに予約が必要なものがございます)
主催:特定非営利活動法人カラフルブランケッツ、私たちだって“いいふうふ”になりたい展in東京 実行委員会
後援:公益社団法人Marriage For All Japan – 結婚の自由をすべての人に


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