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レポート:「よつんばいナイト」二歩目

プライドウィーク(ゴールデンウィーク)に開催されたクラブパーティをレポートしていきます。第3弾は、5月4日(木祝)にD-light,tokyoで開催された「よつんばいナイト」二歩目です。

レポート:「よつんばいナイト」二歩目

 昨年のゲイシーン最大の事件と言っても過言ではないくらいパワーワードだらけで様々な憶測が飛び交った「よつんばいナイト」(レポートはこちら)。その「二歩目」が2022年5月4日(木祝)、二丁目のD-light,tokyoで開催されました。レポートをお届けします。(文:後藤純一)


 今年のGWは、こちらの特集でもお伝えしたように、3年ぶりにクラブパーティがたくさん開催され、二丁目に以前のような活気が戻ってきました。D-light,tokyoでは、"良いサオ"4/30に「巨根伝説」、5/2に「雄汁男魂集会 17周年の宴」というように、連日セクシーなパーティで盛り上がりを見せていたのですが、そんななかでも(たぶん)ひときわ異彩を放っていたのが「よつんばいナイト」二歩目だったかと。
  
 初回の目玉の出し物は「よつんばいラップ」だったのですが、今回は(わけのわからなさは同じながら)方向性が全く異なる「雅 二丁目歌会始 よつんばい短歌」という出し物でした。雅な音楽が流れるや、金色の刺繍が入った着物と金色の帯と足袋、そしてちょんまげに黒いディルドを着けたG.O.Revolution(私)が、赤い笠をかぶって藤の花を持ったよつんばいボーイズのFUMI&Mukkunに付き添われて入場、二人が「藤娘」の舞を踊った後、私が「よつんばい」をテーマにした短歌をよつんばいの姿勢で詠んでいくという(後ろから見ていた照明の吉野さんが爆笑していたという)世にも奇妙な出し物でした。(ちなみにこんな短歌でした。「名にし負う 覆面待機の よつんばい 我もせむとす 男なりせば」「ほんとうは だまってイキたい よつんばい バレるとこわい コブつきの夜」などなど。スクリーンに詠んだ歌も映し出されていました)(お客さんの多くは「我々は一体、何を見せられているんだろう」と戸惑っていたに違いありません…。でも一部、爆笑してくださった方もいらっしゃいました。ありがたや〜)
 このショー?の最後に、5つの句の頭の文字を縦読みすると「ひろしです」となる短歌が詠まれ、今回のスペシャルゲスト、話題のビデオ男優ヒロシくんが登場(最初覆面をかぶってたのですが、ステージ上で覆面を脱ぎ捨てるや、フロアからワーッと歓声が上がりました)。ヒロシくんはその後、パンツ生脱ぎオークションをしてくれたり(8000円の値がついてました。直にパンツを脱がせることができるとなれば、そりゃあ、ファン垂涎、一生モノのお宝ですよね)、サービス精神旺盛に盛り上げてくれました。
 深夜にはなぜか国産若鶏もも肉使用のジューシーな唐揚げが振る舞われたり、「巨根伝説」でおなじみの「被っていいとも!」コンテストが開催されたり(詳しくは書けないのですが…気になる方は「DOCK」で聞いてください)、明けて5月5日は子どもの日(男の子のセック)ということで「ムスコ元気祈願」の鯉のぼりショーも(某GOGOさんを含め、数人のイケメンさんが股間に鯉のぼりをつけて…。オリジナルは沖縄のバー「SANDAR」さんのイベントです)。みんなで「こいのぼり」を合唱したのは本当にいい思い出です(うっかり感動したり…)
 そんなことをしている間にも二階のよつんばいゾーンではあんなことやこんなことが繰り広げられていて、その様子を眺めながらシャンパンを開ける方もいて(最高じゃないですか)、こんなにお酒が美味しいパーティってある?って思いました。
 
 前回は来られなかった方も「一体どんなイベントなんだろう?」という興味で遊びに来たり、地方から来られた方も見受けられ、本当に大勢のお客さんが入れ替わり立ち替わりでご来場され、なかにはTwitterで人気のイケメン(ツイドル?)さんやビデオ男優さん、GOGOさん、DJさん、YouTubeで大人気の映画・ドラマに出演している方など、有名人な方々もいらっしゃいました(そんな、ふだんは気安く接することができない、手の届かないような憧れの方々が、エロ楽しい雰囲気に呑まれて乱れている姿もまた、眼福でした)
 本当におかしくて、エロくて、最高に楽しい一夜でした。
 
 次回、三歩目は秋頃開催予定。夜の「大運動会」になるのかも?
 世紀のエロバカイベント、みなさんもぜひ、体感してくださいね。



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