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ゲイ的にはあまり盛り上がらなかった?今年のアカデミー賞


主演女優賞に輝いた
ナタリー・ポートマン
 現地時間2月27日(日本時間28日)、ロサンゼルスのコダック・シアターで第83回アカデミー賞授賞式が行われました。
 司会はジェームズ・フランコ(『ミルク』)とアン・ハサウェイ(『ブロークバック・マウンテン』)。二人ともとびきりゲイフレンドリーな俳優たちです。

 レズビアンを演じた女優、アネット・ベニング(『キッズ・オールライト』)とナタリー・ポートマン(『ブラック・スワン』)の一騎打ちと言われていた注目の主演女優賞。アカデミー会員でもあるアネット・ベニングが有利なのでは?とも言われていましたが、オスカーはナタリー・ポートマンの手にわたりました。

 主演男優賞の栄冠に輝いたのは、昨年上映された名作『シングルマン』でゲイの大学教授を演じたコリン・ファース(『英国王のスピーチ』)でした。 
 
 それから、アニメーション賞は、ゲイの間でも人気が高い『トイ・ストーリー3』が獲得しました。

 4時間に渡って行われた授賞式は、子どもたちがあの『オズの魔法使い』の主題歌『オーバー・ザ・レインボー』(ゲイパレードのテーマ曲とも言える歌です)を大合唱する中、司会者と受賞者たちが壇上にそろうという(紅白歌合戦にも似た)演出で締めくくられたそうです。

 主要部門の受賞結果は以下の通りです。

作品賞:『英国王のスピーチ』
主演男優賞:コリン・ファース(『英国王のスピーチ』)
助演男優賞:クリスチャン・ベール(『ザ・ファイター』)
主演女優賞:ナタリー・ポートマン(『ブラック・スワン』)
助演女優賞:メリッサ・レオ(『ザ・ファイター』)
監督賞:トム・フーパー(『英国王のスピーチ』)
アニメーション賞:『トイ・ストーリー3』
外国語映画賞:『イン・ア・ベター・ワールド(原題、In a Better World)』(デンマーク)
脚本賞:『英国王のスピーチ』
脚色賞:『ソーシャル・ネットワーク』


 さて、今年のアカデミー賞授賞式や結果について、現地のゲイメディアはどう伝えているでしょうか?
 「The New Civil Rights Movement」というサイトでは、このように評されています。
「今年のアカデミー賞はゲイの権利についての言及は過去最低レベルだった。(ゴールデングローブ賞で『Glee』のクリス・コルファーが涙ながらに語ったように)あれだけ社会問題になっていたゲイのいじめのことをハリウッドは忘れたとでも言うのだろうか? 2年前、『ミルク』でショーン・ペンがオスカーを獲得したときは、同性婚についてずいぶん熱く語られた。あのときとは雲泥の差だ。『キッズ・オールライト』がノミネートされていながら無冠に終わった(「ゲイ・オスカー」は1つもなかった)ということが原因か、さもなくば、受賞者の中にそういう意識を持った人が全くいなかったということだろう」
(編) 
 

作品賞は『英国王のスピーチ』!監督賞、脚本賞、主演男優賞と4冠を獲得!イギリスの歴史劇がアメリカの現代劇を下す!【第83回アカデミー賞】(シネマトゥデイ)
http://www.cinematoday.jp/page/N0030661

アカデミー賞授賞式、締めくくりは紅白歌合戦を彷彿!?[第83回アカデミー賞] (ハリウッドチャンネル)
http://www.hollywood-ch.com/news/11022854.html?cut_page=1

Oscars 2011: The Anti-Social Network – Least-Political Least-Gay Ever?(The New Civil Rights Movement)
http://thenewcivilrightsmovement.com/oscars-2011-the-anti-social-network-least-political-least-gay-ever/news/2011/02/27/17695

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