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松山で初の映画祭開催

2011年11月14日

 愛媛新聞でも紹介されていましたが、12月3日(土)~9日(金)の1週間、愛媛県松山市で初めて、セクシュアルマイノリティの映画祭「第1回愛媛LGBT映画祭」が開催されます。
 
 主催するレインボープライド愛媛は、公式サイトにこのようなメッセージを載せています。
「愛媛で初めて、同性愛や性同一性障害などの性的マイノリティをテーマとする作品を一同に集めた映画祭を開催します。
 人を好きになるってことはとってもステキなこと。スキ!の形もいろいろあっていいのです!
 性的マイノリティは人口の6%と言われ、愛媛県内にもたくさんの当事者が日々生活をしています。でも多くの人は社会や家族から受け入れられないと恐れ隠 れています。自分は同性愛ではないか? 自分の性別に違和感があるといった悩みに対し、社会のどこからも自分を肯定する情報がない、家族にも相談できないなかで孤独にいます。
 愛媛初の映画祭が、多くの方に性的マイノリティのことを知る機会となればと考えます。そして多くの隠れた仲間たちに、大丈夫だよ!一人じゃないよ!と伝えたい、そんな願いを込めた映画祭です。
 愛媛県では性的マイノリティが人権重要課題の主要項目となり、偏見や差別の解消を目指した取り組みが始められています。
 いろんな人がいていい。みんな違ってみんないい!
 この愛媛に住む誰だってみんな大切です。
 一人ひとりに勇気を与えていく。
 そんな映画祭を地元愛媛に根付かせることで、誰にとっても自分らしく生きられる社会を目指してていきたいと思います。ご支援ご協力をお願いします」

 上映されるのは『LOVE MY LIFE』『僕の恋、彼の秘密』『カケラ』といったメジャーな作品や、昨年全国の映画祭で上映された『おばけのマリコローズ』、そして島田暁さんの『しみじみと歩いてる』の5作品。どれも決して観てソンはない傑作ぞろいです。
 今年7回目を迎えた同じ四国の香川レインボー映画祭は1日限りのイベントでしたが、愛媛LGBT映画祭は1週間、シネマルナティックを貸し切り、5作品を毎日見ることができるようになっています。
 また、松山市、愛媛県教育委員会、松山市教育委員会、松山市男女共同参画推進センター、愛媛新聞社、毎日新聞松山支局、南海放送、テレビ愛媛、愛媛朝日テレビ、あいテレビなどの後援を受けているほか、愛媛県の「三浦保」愛基金の助成を得ています。香川レインボー映画祭と同様、地元の行政や有名企業と連携しているところが素晴らしいですね。

 それと、この映画祭の期間中、関連企画として、同じシネマルナティックで10:50から『スプリングフィーバー』も上映されます。そちらもぜひ、あわせてご覧ください。


愛媛LGBT映画祭 
日時:12月3日(土)~9日(金)13:15~22:00(※6日のみ3作品+シンポジウム開催予定です)
会場:シネマルナティック
料金:1作品1500円、3作品3600円、5作品4900円(※前売りはなく、当日販売のみとなります)

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