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衆院選が公示、石川大我候補が新宿で第一声

2014年12月02日

 本日、衆院選が公示され、社民党比例区東京ブロックの候補・石川大我氏が新宿駅東南口「GAP」前で第一声を上げました。ドイツ文学翻訳家の池田香代子さんや山本太郎参議院議員が応援に駆けつけ、石川候補に熱烈なエールを送りました。その後、石川候補は新宿二丁目にも立ち寄り、ご挨拶したそうです。

 社民党といえば、石川大我氏擁立と同時に同性婚の実現を公約に掲げたことが、新聞などでもニュースになっていました。

 こちらは特にニュースにはなっていませんが、共産党も2014年総選挙政策の「性的マイノリティ、アイヌ民族、在日外国人―人権が尊重される社会をめざします」という項目のなかで「性別や性自認、性的指向を理由としたあらゆる差別をなくす」と述べ、同性婚や同性パートナー法にも言及しています。

 選挙といえば、今回は候補者へのアンケートは行われるのかな?(LGBTフレンドリーな議員はどの人なんだろう?)ということが気になる方も多いことと思います。
 フォーラムアクエリアスでは今回も「オ-バーザレインボープロジェクト」と題して候補者へのメールでのアンケートを実施しています。期間が短く、どこまで回答が集まるかわかりませんが、これまでの蓄積も多いので、過去の回答なども参考になるかと思います。
 レインボープライド愛媛もこれまで通り、各政党と愛媛の候補者に対し、アンケートを実施しています(「性的マイノリティに関する政策調査プロジェクト」)。レインボープライド愛媛は2012年の衆院選の際、各政党のスタンスが浮き彫りになるような回答を引き出しています(詳しくはこちら
 また、「日本でも同性結婚が認められる平等な社会作りを目指し」活動しているEMA日本が、同性婚の法制化に賛同する議員をリストアップし、推薦しています(こちらをご覧ください)
 また、尾辻かな子氏が、民主党の議員(候補)としてこれまでかかわってきた範囲、経験の中でLGBTフレンドリーだと感じた候補者の方々をTwitter上で紹介しています(こちらこちらこちら、そしてこちら)。民主党といえば、前幹事長の細野豪志議員が「同性パートナーの法的保障の議論も始めるべき」と『中央公論』で述べたのも記憶に新しいところです(詳しくはこちら
 
 なお、衆院選は「小選挙区比例代表並立制」となっており、各選挙区1人ずつを選出する小選挙区(投票用紙に候補者の名前を記入)と、比例代表(政党名を記入)の2つがあります。今回の衆院選の候補者の一覧はこちらです。もちろん、選挙の争点はLGBTイシューだけではありませんし、すべての有権者が自分自身の意志でどの候補者、どの政党に投票するかを決めるべきです。が、今回の選挙は日本の未来を左右するような非常に重要なものですから、棄権や白票だけは避けましょう。12月14日(日)は必ず投票に行きましょう。当日仕事などで行けない方は、ぜひ期日前投票を。住民票を実家に置いてきた方なども、ぜひ不在者投票を(こちらをご覧ください)

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