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リナ・サワヤマさんがサマソニで初LIVE、MCで「私は日本で同性婚できません。平等な権利のために一緒に闘って!」と訴え、感動を呼びました

2022年08月20日

 エルトン・ジョンからも熱い支持を得ていて、今年4月のコーチェラのライブも素晴らしく、今や世界的なスターとなった感のあるリナ・サワヤマさんが本日、サマソニで日本初ライブを披露しました。パフォーマンスも本当にカッコよかったそうですが、最後のMCで「私は日本で同性婚できません。平等な権利のために一緒に闘って!」と力強く語ったことも感動を呼んでいます。


 サマソニに参加した何人もの方たちがTwitterへの投稿で、パフォーマンスも最高だったけどMCも素晴らしかったと熱く語っています。
 リナ・サワヤマさんは、自身もLGBTQコミュニティのメンバーである(パンセクシュアルであることをカムアウトしています)ことを誇りに思うものの、日本では結婚できないと語りました。「私はここで同性婚をしようとしてもできないのです。なぜかというと、禁止されています。G7のなかでも唯一、プロテクションがない。I’m proud to be a Japaneseだけど、これはすごい恥ずかしいということです。私と、私の友達、chosen familyをacceptして、平等な権利を、持つべきだと思う人たちは、みなさん、私たちのために闘ってください。LGBTの人は人間です。LGBTの人は日本人です。愛は愛、家族は家族です。一緒に闘ってください。よろしくお願いします」
 この訴えにオーディエンスは大きな拍手を送りました。
 会場ではレインボーフラッグを振っている方もいらしたそうです。
 
 リナ・サワヤマさんは8月22日(月)、日本テレビ系『スッキリ』の「BUZZ-P」のコーナーに生出演することが決まっています。セカンド・アルバム『ホールド・ザ・ガール』収録曲「This Hell」を日本初披露予定です。
 


【追記】
 リナ・サワヤマさんだけでなく、Years & Yearsともコラボしている日本のシンガーソングライターSIRUP(シラップ)さんも、サマソニのAREADIPでのライブのMCで「夫婦別姓も同性婚もやった方がいいやん。でもマイノリティの人だけじゃなくて、そうじゃない人がもっと声を上げていって良い社会にしていこう」と語ったそうです。
 SIRUPさんは21日に公式Twitterアカウントで改めて「同性婚も夫婦別姓も、望む人ができる社会になるべき。性加害も差別偏見も社会問題も全て忘れるな、許容するな。音楽の現場が全員のセーフゾーンになれるように、みんなで作っていこう!誰もが取り残されない世界を目指そうな」とコメントしています。
 
 サマソニで1日に2組も同性婚実現を訴えるアーティストが…素晴らしい。拍手!
 サマソニは3年前のときからドラァグクイーンやGOGO BOYをフィーチャーする「サマソニ丁目」という企画もやってくれています。本当にゲイフレンドリーですね。

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