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ガガ様が『Born This Way』を歌いながら「この曲をLGBTQ+コミュニティに捧げます」「あなたは完璧です」とメッセージを送ってくれました

2022年09月05日

 たくさんのゲイの方たちが駆けつけた(SNSにベルーナドーム行ってきた報告が多数上がっている)レディ・ガガのクロマティカ・ボール・ツアー日本公演で、ガガ様が期待通り、LGBTQコミュニティへのメッセージを送ってくれました。


 それは、LGBTQコミュニティの永遠のアンセム「Born This Way」を歌いながら届けられました。
 「No matter gay, straight, or bi, Lesbian, transgendered life, I’m on the right track baby(ゲイだろうとストレートだろうとバイセクシュアルだろうとレズビアンだろうとトランスジェンダーだろうと、私は正しい道を歩いてる)」という歌詞で世界のLGBTQコミュニティを勇気づけ、愛され、LAのゲイタウン・ウェストハリウッド市が発売から10周年に記念日を制定したくらい、賞賛を集めてきた「Born This Way」。(コンサートと同じ日にAiSOTOPE LOUNGEでの「Base」25周年パーティでも「Born This Way」のダンス披露があったくらい)世界中のLGBTQのイベントで今も流れ、多くの人たちにとって思い入れの深い曲になっていますが、今回の日本公演でそんな「Born This Way」をピアノ弾き語りで演奏しながら、ガガ様は「この曲を日本中のLGBTQ+コミュニティに捧げます」と語りました。「She said, “Cause he made you perfect」のところでは「みんな聞こえた? あなたたちは完璧です」と言い、歓声が沸き起こりました。また、「私はここに来られたことを誇りに思ってます」という語りもありました。
 
 SNSには感動や喜びの声が上がっています。
 3日のライブに参加し、この「Born This Way」のシーンの動画をTwitterに投稿した「壊れかけのLezio」さんは「レディー・ガガのメッセージに勇気づけられた」とハフポスト日本版の取材にコメントを寄せました。
「日本中のLGBTQ+コミュニティに捧げると言ってBorn This Wayを歌い上げてくれて、気づいたら涙が出ていました。自分では毎日楽しく生きようと思っていても、世間の『普通』に押し潰されそうになったり、政治的なニュースで未来に希望を抱けなくなったりすることはたくさんあります」
「そんな中、胸に迫る圧倒的な歌声で、ありのままでいいと伝えてくれて、自分の中の卑屈さや自己否定がかき消されるようでした。ガガ様自身が自分を肯定する大切さを体現しているからこそ、勇気づけられるのだと思います」
「Born This Wayは発売から11年経った今でも、そしてこの先もずっと、LGBTQ+の私達にとって、ありのままの自分を肯定してくれる応援歌であり続けると思います」

 レディ・ガガは今年8月、「クロマティカ・ボール」北米ツアーのワシントンD.C.のコンサートで、最高裁判事が同性婚を覆すと述べていることへのプロテストとして「「Born This Way」は私たちにとっての国歌です!」「この国における同性婚には手出ししないほうがいい」と叫びました。
 デビュー当時から一貫してLGBTQを擁護し、同性愛者従軍禁止規定に反対し、同性婚実現を訴え、トランプのLGBTQいじめに抗議してきたガガ様のことですから、今回の日本公演でもきっと何か支援のメッセージを発信してくれるに違いないと期待されましたが、こうしてひさしぶりの来日公演で、日本のLGBTQコミュニティを勇気づけるコメントを届けてくれたこと、本当にうれしいです。さすがです。
 
 レディ・ガガは僕らの強い味方です。これからも応援していきましょう。
 

参考記事:
レディー・ガガ、日本のLGBTQコミュニティを祝福「あなたは完璧です」(ハフポスト日本版)
https://www.huffingtonpost.jp/entry/lady-gaga-lgbtq-japan_jp_63155a47e4b0682ad3d201c9

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