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来日中のシャーマン米国務副長官がプライドハウス東京レガシーを訪問、日本のLGBTQ+コミュニティへの応援メッセージも

2022年10月26日

 来日中のウェンディ・R・シャーマン米国務副長官が本日、新宿のLGBTQセンター「プライドハウス東京レガシー」を訪れ、日本のLGBTQ+コミュニティへの応援メッセージをくださいました。

 シャーマン国務副長官は、日米韓の次官級協議を行ない、北朝鮮の相次ぐ弾道ミサイル発射や台湾問題、ロシアのウクライナ侵攻などを協議するために来日しましたが、先週、こちらの記事で、LGBTQ+との会合も予定していると報じられていました。
 本日、シャーマン国務副長官は新宿のLGBTQセンター「プライドハウス東京レガシー」を訪れ、日本で活動しているLGBTQ+アクティビストや企業エグゼクティブらと婚姻の平等(同性婚)などについて意見交換しました。そして、以下のような日本のLGBTQ+コミュニティへの応援メッセージもくださいました。
「婚姻の平等はすべての人々の権利を保護することに寄与します。LGBTQ+の活動についてこのような重要な対話の機会を設けてくださったプライドハウス東京に感謝します。彼らが婚姻平等という重要な社会的課題に人々の関心を集める努力をしてきたことにも感謝します」



 「プライドハウス東京レガシー」は2020年10月11日(カミングアウトデー)にオープンし、先日2周年を迎えました。本当は2020年の東京五輪で、新宿3丁目のマルイの中に開館し、海外から来られるLGBTQのアスリートやその家族、応援の方たちをおもてなししたり意見交換したりする場になるはずでしたが、コロナ禍の影響で計画の変更を余儀なくされ、新宿御苑前に常設の総合LGBTQセンターとして設立されました。コロナ禍の影響を受けているLGBTQの方たちや、激化するバッシング等に苦しんでいるトランスジェンダーをサポートしたり、「LGBTQ+いのちの相談窓口」を開設したり、世界エイズデーの企画展を行なったり、様々なかたちでLGBTQコミュニティ支援活動を展開してきました。今回のシャーマン国務副長官の訪問も、同施設のレガシーの一つとなることでしょう。
 なお、「プライドハウス東京レガシー」は先日めでたく2周年を迎えました(2年間の総来場者は6,000名を突破したそうです)。おめでとうございます。
 

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