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特集:2023年8月公開・配信の映画・ドラマ
2023年8月に上映・放送・配信される映画やドラマの情報をお伝えします。今月はゲイであることを理由に母親に捨てられ10代から路上生活をしてきた黒人青年が海兵隊に入隊…という実話に基づく『インスペクション ここで生きる』などが上映されます
(『インスペクション ここで生きる』より)
本当に暑い日が続きますね…みなさん、熱中症(やコロナなど)にお気をつけてくださいね。8月は海やプールに行かれる方も多いと思いますが、週末は映画館で涼しく過ごしたいという方もきっといらっしゃると思います。今月は、ゲイであることを理由に母親に捨てられ10代から路上生活をしてきた黒人青年が海兵隊に入隊…という実話に基づくヒューマンドラマ作品『インスペクション ここで生きる』や、24年前に上映され、B級ホラーコメディに見えながら同性愛やHIVなど様々なイシューを問題提起した『キラーコンドーム』のディレクターズカット版、米大統領の息子と英国の王子の恋の行方を描いたロマンティックコメディ『赤と白とロイヤルブルー』など、さまざまな作品が上映・配信されます。情報をまとめてお伝えいたします。
ちなみに8月1日はファーストデー。各館1100円〜1200円で映画を観ることができます(特別上映等を除く)。『大いなる自由』『CLOSE クロース』『さらば、わが愛 覇王別姫 4K版』なども上映中です。
(最終更新日:2023年8月19日)
8月2日、4日~10日上映、10日から配信
僕と幽霊が家族になった件
ノンケの警察官が、捜査中に祝儀袋を拾ったために、若くして交通事故で亡くなったゲイの青年と死後結婚させられることになるというお話です。生者と死者による結婚「冥婚(えんこん)」は、台湾で古くから伝わる習俗で、未婚のまま亡くなると、遺族がご祝儀を入れる赤い封筒「紅包」を路上に置き、それを拾った者が死者と形式上の「結婚式」が強要され、拒否すると罰が当たり不幸になるという説があるそうです。台湾では旧正月映画として今年2月に公開され、初日には堂々の第1位を獲得、笑えて泣ける作品として評判になりました。「紅い服の少女」「目撃者 闇の中の瞳」などを手がけてきた台湾のヒットメーカー、チェン・ウェイハオ監督がメガホンをとり、台湾の人気モデルで俳優のグレッグ・ハン、「青春弑恋」「恋の病 潔癖なふたりのビフォーアフター」などのリン・ボーホンが出演しています。
<あらすじ>
うだつの上がらないノンケの警察官ウー・ミンハンは、捜査中に祝儀袋を拾ったために、若くしてひき逃げ事故で亡くなったゲイの青年マオ・バンユーと死後結婚させられることに。マオ・バンユーの存在に悩まされつつも、ある事件の解決に向けて奔走するウー・ミンハン。やがてマオ・バンユーの助けを得て事件は解決に向かうと思われたが、そこには驚くべき事実があった…。
僕と幽霊が家族になった件
原題:關於我和鬼變成家人的那件事 Marry My Dead Body
2023年/台湾/130分/監督:チェン・ウェイハオ/出演:グレッグ・ハン、リン・ボーホン、ワン・ジンほか
8月2日にグランドシネマサンシャイン池袋で上映、8月4日〜10日にシネマート新宿、シネマート心斎橋にて上映
8月10日よりNetflixにて配信
8月3日配信スタート
『ハートストッパー』シーズン2
英国の高校に通うラガーマンのニックと、校内でカミングアウトしている“典型的”なタイプのチャーリーが、まさかの恋に落ちるという、ゲイの夢を体現したかのような青春ラブストーリーであり、男子校から女子校に転校するトランス女子や、女子カップルなども登場するクィア・ドラマであり、好きという気持ちから自身がバイセクシュアルだと気づき、戸惑うニックのことを全世界の視聴者が応援し、感動のハッピーエンドを迎えた名作ドラマ『ハートストッパー』。ニックを演じたキット・コナーが自身もバイセクシュアルであるとカムアウトしたり(あまり本意ではない仕方ではありましたが)、先日のロンドンプライドのNetflixフロートに『ハートストッパー』のキャストたちが乗ってパレードを盛り上げたり、ドラマにまつわるエピソードもエキサイティングで、シーズン2にも注目が集まっていました。
その『ハートストッパー』シーズン2が8月3日から配信スタート! レビューはこちらです。
『ハートストッパー』シーズン2
2023年/英国/原作:アリス・オズマン『Heartstopper』/監督:ユーロス・リン/出演:キット・コナー、ジョー・ロック、ウィルアム・ガオ、ヤスミン・フィニーほか
8月4日公開
インスペクション ここで生きる
あの『ムーンライト』『ザ・ホエール』そしてエブエブなどを世に送り出してきたA24の最新作です。実際に海兵隊に入隊し映像記録係として映画制作を始めたという異色の経歴を持つエレガンス・ブラットン監督の長編デビュー作で、ゲイであることを理由に母親に捨てられ10代から路上生活をしてきた黒人青年フレンチが人生を立て直すため海兵隊への入隊を決意、教官による過酷なしごきや同僚からの差別に遭いながらも、成長を遂げていく…という実話に基づくヒューマンドラマ作品です。主演のジェレミー・ポープ(『ハリウッド』『POSE』シーズン3など)は、ゴールデングローブ賞主演男優賞にノミネートされました。
エレガンス・ブラットン監督は「軍隊の擁護でも批判でもない」「黒人でゲイである自分は弱者で生きる価値がないと思っていた人間が、本当の姿を見せることで周囲に影響を与えていく様を描いてる」「資本主義社会から脱落してしまった人たちをいかに救うか」「実際、僕は今でも当時の訓練で受けた暴力によるPTSDに苦しんでいます。でもあの訓練を通して自分の価値を知り、自らを守る力を身につけたのも事実」と語っています(文春オンライン「ゲイであることを理由に母親に捨てられて…10代からホームレスとして過ごした少年が“新兵訓練”で学んだこと」より)
<あらすじ>
イラク戦争が長期化していた2005年のアメリカ。ゲイの青年エリス・フレンチは母に見捨てられ、16歳から10年間にわたってホームレスとして生きてきた。自身の存在意義を求めて海兵隊に志願入隊したものの、教官から強烈なしごきを受け、さらにゲイであることが周囲に知れ渡ると激しい差別にさらされてしまう。何度も心が折れそうになりながらも、暴力と憎悪に毅然と立ち向かうフレンチ。孤立を恐れず、同時に決して他者を見限らない彼の姿勢は、周囲の人々の意識を徐々に変化させていく…。
インスペクション ここで生きる
原題:The Inspection
2022年/米国/95分/R15+/監督:エレガンス・ブラットン/出演:ジェレミー・ポープ、ガブリエル・ユニオン、ラウル・カスティーヨ、マコール・ロンバルディ、アーロン・ドミンゲス、ボキーム・ウッドバインほか
8月4日よりTOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほか全国公開
8月4日公開
キラーコンドーム ディレクターズカット完全版
1999年に日本で公開されたB級ホラーコメディ映画『キラーコンドーム』が、ディレクターズカット版として24年ぶりにスクリーンに帰ってきます。原作はドイツの人気コミック作家、ラルフ・ケーニッヒによる漫画で、1996年のドイツ映画です。おバカ映画に見えながらも、同性愛、感染症、HIV、遺伝子組み換え、SDGs、宗教、インターネットなど現在へと続くようなイシューについて問題提起していたりします。当時もサブカルやゲイシーンでは話題になったかと思いますが、今このように復活するのは、やっと時代が追いついたということなのかもしれないですね。『ピアニスト』のウド・ザメルが主演し、『ベルンの奇蹟』のペーター・ローマイヤーや『逆転のトライアングル』のイリス・ベルベン、『ベルリン・天使の詩』のオットー・ザンダーらが共演、『エイリアン』のH・R・ギーガーがクリーチャーデザインを担当するという、なかなかの豪華作品です。
<あらすじ>
舞台はニューヨーク。32センチの巨根が自慢のゲイの刑事ルイージ・マカロニが、コンドームがペニスを食う事件の捜査に乗り出す。連れ込みホテルで美形の男娼ビリーと出会い、コトに及ぼうとするが、捜査対象であるコンドームに片方の睾丸を食い破られ、片玉になる。ルイージは、自身の玉の敵を取るべく、捜査に没頭していく…
キラーコンドーム ディレクターズカット完全版
原題:Kondom des Grauens
2023年/ドイツ/118分/PG12/監督:マルティン・バルツ/出演:ウド・ザメル、ペーター・ローマイヤー、イリス・ベルベン、マルク・リヒター、レオナルド・ランシンク、メーレト・ベッカーほか
8月4日よりシネマート新宿、池袋シネマ・ロサほかで公開
8月11日〜17日
老ナルキソス
5年前のレインボー・リール東京のコンペでグランプリに輝いた『老ナルキソス』が長編映画化され、5月から劇場公開され、評判を呼んでいましたが、今月、池袋シネマ・ロサで東京凱旋上映が行なわれることになりましたので、まだご覧になっていない方はこの機会にぜひ。「ゲイとして生きることが許されなかった」世代の方たちに光を当て、今の時代へと接続し、包摂するとともに、多様なSEXを肯定し、愛しさを持って描く素晴らしい作品です(レビューはこちら)(監督インタビューはこちら)
12日には主演の田村泰二郎さんと東海林毅監督の舞台挨拶も予定されています(その日以外も、東海林毅監督が可能な限り劇場にいらっしゃるそうですので、ロビーでお会いできそうです)
<あらすじ>
ゲイでナルシストの老絵本作家・山崎カオルは、自らの容姿の衰えに堪えられず、作家としてもスランプに陥っている。ある日、ゲイ風俗(ウリ専)で働くレオと出会い、その若さと美しさに打ちのめされる。山崎の代表作を心の糧にして育ったというレオに、山崎は恋心を抱く。レオもまた山崎に見知らぬ父親の面影を重ね合わせ…すれ違いを抱えたまま、二人の旅が始まる――。
老ナルキソス
2023年/日本/110分/R15+/監督:東海林毅/出演:田村泰二郎、水石亜飛夢、寺山武志、日出郎、モロ師岡、津田寛治、田中理来、千葉雅子、村井國夫ほか/配給:オンリー・ハーツ
8月11日より配信
赤と白とロイヤルブルー
ケイシー・マクイストンの同名ベストセラー小説を映画化した作品で、米大統領の息子と英国の王子の恋の行方を描いたロマンティックコメディです。『シンデレラ』のニコラス・ガリツィンがヘンリー王子を、『キスから始まるものがたり』シリーズのテイラー・ザハール・ペレスがアレックスを演じています。劇作家マシュー・ロペスが長編映画初監督・脚本を手がけました。Amazon Prime Videoで8月11日から配信されます。
<あらすじ>
米国初の女性大統領の息子アレックスと英国のヘンリー王子は、ともに端正なルックスとカリスマ性を兼ね備え、国際的な人気を集めていたが、互いのことを軽蔑しあっていた。ある日、王室行事での2人の口論がタブロイド紙で大きく報じられ、米英関係に亀裂が入りそうになってしまう。事態の修復を図る関係者たちは2人を強制的に仲直りさせるが、やがて両者の間には思わぬ友情が芽生えはじめる…。
赤と白とロイヤルブルー
原題:Red, White & Royal Blue
2023年/米国/監督:マシュー・ロペス/出演:ニコラス・ガリツィン、テイラー・ザハール・ペレス、ユマ・サーマン、エリー・バンバー、サラ・シャヒ、マルコム・アトブラ、レイチェル・ヒルソンほか
8月11日からAmazon Prime Videoで配信
8月19日より配信
とても素敵なこと -初恋のフェアリーテール-
1997年に東京国際レズビアン&ゲイ映画祭で上映された(確かメインの映画だった)英国のゲイ映画『とても素敵なこと -初恋のフェアリーテール-』。3人の高校生のカミング・オブ・エイジもので、近所に住む男の子どうしが恋に落ちてしまうという、わりと単純なストーリーなのですが、『サウンド・オブ・ミュージック』がゲイテイストなネタとして使われていたり、音楽やディテールがとても素敵と評判を呼び、90年代に欧米でかなり人気を博した作品です。オリジナルはゲイの脚本家ジョナサン・ハーヴェイが手がけた舞台『Beautiful Thing』で、『ふつうの人々』のヘティ・マクドナルドが映画化、初めはチャンネル4で放送するTV映画だったのですが、あまりに評判を呼び、世界中で劇場公開されるようになったものです。パリ映画祭1996でグランプリを受賞、英国映画協会が2018年に発表した「史上最高の LGBTQ+映画30選」に選出、米ゲイサイト「AfterElton.com」の「最も偉大なゲイ・ムービー」で第2位に選出されています。
<あらすじ>
英サウスイーストロンドンの夏。集合住宅で母親のサンドラと暮らす高校生のジェイミーは、内気な性格でクラスメイトからいじめられていた。彼は同級生で同じ集合住宅の隣に住むスティに恋をしている。スティはアルコール依存症の父と麻薬の売人をしている兄から日常的に虐待を受けており、彼がひどく殴られたある晩、見かねたサンドラが彼を家に泊めることになった。ジェイミーとスティは同じベッドで寝ることになったが、やがてジェイミーは気持ちを抑えられずにスティにキスをする。最初は戸惑っていたスティだが、やがてジェイミーの愛を受け入れていく…。
とても素敵なこと -初恋のフェアリーテール-
原題:Beautiful Thing
1996年/英国/90分/監督:ヘティ・マクドナルド/出演:グレン・ベリー、スコット・ニール、リンダ・ヘンリーほか
8月19日よりJAIHOにて日本独占初配信されます(配信期間:2023年8月19日~10月17日)
8月19日公開
ウルリケ・オッティンガー「ベルリン三部作」
ドイツのレズビアンの映画作家で、ニュー・ジャーマン・シネマの時代から精力的に作品を発表しながらも日本では紹介される機会が少なかったウルリケ・オッティンガー。フェミニズム映画やクィア映画の文脈で論じられるなど、従来の様々な規範を揺るがす先進性が世界的に再評価されているなか、「ベルリン三部作」と呼ばれる『アル中女の肖像』『フリーク・オルランド』『タブロイド紙が映したドリアン・グレイ』が公開されます。「ベルリン三部作」は、物語の「わかりやすさ」をはねつけ打ち壊す過激さを持つ一方で、その映像は見ることの喜びへと誘うユーモアと美意識に溢れています。ドイツ在住の小説家・詩人の多和田葉子氏は、2020年にオッティンガーがベルリン国際映画祭で功労賞を受賞した際、「ダンテは『神曲(神聖喜劇)』を、バルザックは『人間喜劇』を書きました。オッティンガーの映画は、『人間と神々の喜劇』と呼べるのではないでしょうか?」という祝辞を述べています。今回上映される作品にクィア(LGBTQ、性的マイノリティ)の人物が登場するかどうかはわからないのですが、テイスト的にクィアであるとは言えそうです。もし興味がある方は、ご覧になってみてください。
『アル中女の肖像』
飲むために生き、飲みながら生きる、酒飲みの人生。西ドイツのアート、ファッションシーンのアイコン的存在であったタベア・ブルーメンシャインの爆発する魅力。ライナー・ベルナー・ファスビンダーが「最も美しいドイツ映画」の一本として選出し、リチャード・リンクレイターが最愛の作品としている作品です。
『フリーク・オルランド』
バージニア・ウルフの小説「オーランドー」を奇抜に翻案し、神話の時代から現代までが5つのエピソードで描かれる「小さな世界劇場」。ユニークな映像感覚の中に、ドイツロマン主義の伝統とブレヒトやアルトーなどの近現代演劇の文脈が息づきます。(なお、「オーランドー」は、バージニア・ウルフが同性の恋人であったヴィタ・サックヴィル=ウェストをモデルにした半伝記的な作品で、青年貴族オーランドーが昏睡の後に女性の体に変身し、女性としての歓びを覚える…というストーリーです。1992年にティルダ・スウィントン主演で映画化されています)
『タブロイド紙が映したドリアン・グレイ』
伝説的なスーパーモデル、ベルーシュカが主演。デルフィーヌ・セイリグ、タベア・ブルーメンシャインらが特異な存在感を持って脇を固めます。オスカー・ワイルド「ドリアン・グレイの肖像」や「ドクトル・マブゼ」などのモチーフを含み込み、バロックで、デカダンスで、ダダイスティックな独自の世界観を生み出しています。(なお、「ドリアン・グレイの肖像」は、バイセクシュアルだったオスカー・ワイルドの唯一の長編小説で、金髪の美青年ドリアンを主人公とし、ナルシシズムをテーマとしたゴシック小説です。ドリアンをはじめ主要な登場人物である3人の男性は、直接的な表現はないものの、同性愛関係にあったと言われています)
ウルリケ・オッティンガー「ベルリン三部作」
8月19日から渋谷のユーロスペースで公開、ほか全国順次公開
8月26日
あの夏のアダム in 小田原
高校生のひと夏の恋と成長を描いた青春ドラマにして最高のクィア・コメディ映画で、今年のTRPの時期に1週間だけ上映された『あの夏のアダム』が、小田原で上映されます。目の前に海の広がるゆったりとした会場で、近隣地域からカフェなどさまざまなお店もマーケット出店し、映画を楽しんだ後はおしゃべりもできるようなイベントとして開催されるそうです。観逃していた方も、もう一度観たいという方も、海の見える素敵なロケーションで、最高に楽しいクィア・コメディ映画を楽しんでみてはいかがでしょうか。
<あらすじ>
2006年。全米レベルで同性婚が合法化される10年近く前、黒人大統領の登場がまだ想像し難かった時のアメリカ。ぎこちない思春期を生きる高校生のアダムは親から逃れ、姉のいるニューヨークで夏休みを過ごすことにした。レズビアンの姉ケイシーとともに、アダムは都会の刺激的なレズビアンやトランスジェンダーの運動やカルチャーに足を踏み入れる。そして、プライドで見かけた女性にひとめぼれ、夜のパーティで偶然、彼女を見かけ、なんとか話すきっかけを作ろうと試み、成功するが、ジリアンはてっきりアダムのことをトランス男性だと勘違いしてしまう。訂正する機会を逃していくうちに関係は深まり、にわか仕込みでトランス男性についての知識を身に着けていくアダムだったが、状況は、どんどん複雑に……。
あの夏のアダム in 小田原
日時:8月26日(土)16時マーケットOPEN、18時『あの夏のアダム』上映(95分)、上映後はおしゃべりタイム
会場:BLEND PARK(小田原市国府津)
入場料:1500円
予約:こちら(人数を把握するために予約をしていただけると助かります!)
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