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二丁目のaktaのセンター長がジャンジさんから木南さんに交代しました

 7月19日(日)、二丁目のaktaの2019年度の活動報告会がオンラインで開催され、その中で、長年コミュニティセンターaktaの顔となってきたジャンジさんが、センター長を木南(きなみ)さんに譲ったことが発表されました。

 ジャンジさんはもともとドラァグクイーンとして90年代から二丁目のクラブイベントに出演していたようなパフォーマーの方ですが(ハグたいそうとか、「Living Together / STAND ALONE」とか、本当に素晴らしかったです)、2005年からaktaの活動に参加するようになり、ゲイじゃないのになぜ?と言われながらもずっと活動を続けてきて、「LivingTogetherのど自慢」を発案したり、「コミュニティセンター「akta」が無くなる!?」でもお伝えしたように、一時期は存続が危ぶまれる事態となりながらも、aktaをしっかりと守り続けてきました。大抵の方よりも長く二丁目にいて、さまざまな大切な活動を続けながら(それでいてジャンジさん自身はゲイバーにも入れないという寂しさ…)、二丁目ピープルのセクシュアルヘルスの向上のために多大な貢献を果たしてきた、ある意味「二丁目のマザーテレサ」のような方です。
 ジャンジさんはきちんとドラァグメイクをして登場し(正装とおっしゃってました)、今回、あまりにも長きにわたってセンター長の座にいることが不健全ではないかと思ったり、自身の年齢や介護の問題などもあって、若い世代に譲りたいと思い、aktaが、より二丁目に根ざした活動を展開していくために、木南さんに託した、と語りました。
 本当に長い間おつかれさまでした。ありがとうございました。と感謝申し上げたいです。
(なお、ジャンジさんは完全に引退するわけではなく、aktaにはいらっしゃるそうです。もしaktaに行かれた方は、ぜひお声かけください)

 新センター長の木南さんは、2005年の後半からデリバリーボーイズに参加しはじめたけど、ぶっちゃけユニフォームを着てみたかったからで、最初は何も考えていなかった、ボランティアに参加しながら、クラブキャンペーンなど様々な行事に参加して、いつの間にかデリバリーボーイズのリーダーになったり、事務スタッフもやるようになった、自分は先陣を切って引っ張っていくタイプではないけど、今までも正直、慣れないことに戸惑いもあったりしたけど、みんなに支えられて10年以上やってこれた、これからも、不安はありますが、少しずつ精進していきますので、よろしくお願いします、と語りました。
 木南さんも15年近く、aktaの活動に携わってきた方で、それだけ続けられるのは、本当にすごいことだと思います。これから、今まで以上に二丁目に根ざした活動を展開してくださると思います。応援します。
 
 akta活動報告会オンラインでは、ほかにも、NPO法人akta理事長の岩橋さんの開会の言葉、木南さんからジャンジさんへの花束贈呈、それから、「アウトリーチ」「エイズ対策拠点の運営」「Webサイトを用いた啓発」「HIV検査普及プログラムと行政連携」「調査・研究」という5つのプロジェクトについての報告が行われました。
 ユニフォームを着たデリバリーボーイズが毎週のようにゲイバーにコンドームを届けていますが、1年間になんと48383個ものコンドームを配布したそうです。また、デリバリーボーイズのボランティアスタッフの中には、LGBTに厳しい国の出身の方もいて、日本で初めてそういう活動に参加できて励まされたという方もいらっしゃるそうで、いい話だなぁと思いました。
 それから、今このコロナ禍において、陽性になった方へのバッシングや、感染した方が謝るような状況から、エイズと同じようなスティグマがあると感じる、この時代にLiving Togetherのメッセージは重要な意味を持つのではないか、とジャンジさんが語っていて、本当にそうだと思いました。
 コロナ禍との関連で言うと、HIVマップへのアクセス数が、新型コロナウイルスが騒がれ始めた時期から減少したこと、そんななかaktaではいち早くWebサイトにゲイ向けのコロナ関連情報を掲載したこと、都内の保健所が(南新宿などを除いて)ほぼHIV検査を止めている現状、先日の二丁目のお店の方に向けたコロナ対策の勉強会のことなども紹介されました。岩橋さんも「私たちがHIV/エイズへの取組みで培ってきたことを、コロナ禍に活かしたい」と語っていました。
 藤原さんの軽やかな司会のおかげもあって、結構楽しく観れます。1時間ちょっとですので、ぜひ、ご覧になってみてください。




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