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『POSE』シーズン3は米国で5月に放送、そしてこれがファイナル・シーズンとなることが発表されました

 昨日、日本にも「ボールルーム」が!というニュースをお伝えしましたが、本家ニューヨークの「ボールルーム」を描いたドラマ『POSE』の最新情報が発表されました。『POSE』シーズン3は、米国で5月2日〜6月6日に放送され(これまでより話数が少なくなり)、シーズン3をもって終了することになりました。

 2018年にプレミア公開された『POSE』は、たくさんの当事者の俳優を起用し、プロデューサーのジャネット・モックが実際に体験した話に基づきながら製作され、ニューヨークの「ボールルーム」に集う黒人のクィアピープルの置かれていた状況をリアルに描き、有色人種のクィアのインクルージョン、リプレゼンテーションの意味で歴史的だと賞賛を浴びました。そしてシーズン2はストーンウォール50周年の2019年6月に放送され、本当に素晴らしいドラマであったとともに、主演の3人のトランス女優がニューヨークプライドの先頭を務めたり、ビリー・ポーターが黒人のゲイとして初めてエミー賞主演男優賞を受賞したりもして、LGBTQコミュニティにとって本当に意義深い、時代を象徴するような、金字塔的作品になりました。
 シーズン3は、シーズン2の放送と同時に制作が発表されており、その完成を全世界が待ち望んでいましたが、昨年のコロナ禍で撮影が中断され、9月にようやく撮影が再開されました。しかし、残念ながら、話数もシーズン2の半分程度と短くなり、シーズン4への更新もなく、ファイナルを迎えることとなりました。
 
 製作陣の一人であるスティーブン・カナルスは「私たちは難しい決断を迫られた。しかし、これは信じられないほど素晴らしい旅で、この物語は、私たちが語りたいように語られるべきだと言ってもらた」と語りました。「きっと悲しくなるだろうとわかっていたが、このシーズンはエヴァンジェリスタ・ファミリーの愛と笑いと涙に満ちている。私はただ、正直にこのファミリー、レジリエンス、愛の物語を語りたかった」「皆さんを愛しています。ぜひこのファイナル・シーズンの祝福に参加してください」

 同じく製作陣の一人であるライアン・マーフィはシーズン2の時に「私にとって、このドラマは常に、沈黙を拒絶するコミュニティの破壊についてのものだ」と語っています。「このドラマは、「私たちはここにいる権利がある」と言い続ける、社会の片隅に追いやられた集団についての物語だ」

 なお、ニュースリリースによると、ファイナル・シーズンは1994年が舞台です。「ハウスのマザーとしての役割と、新しい恋とのバランスに葛藤するブランカにとって、ボールルームは遠い記憶のように感じられる。彼女の新しい仕事は、ナースを手伝うことだ。エイズはアメリカ人の25歳〜44歳の主要な死因になっていた。プレイテルは予期せぬ健康上の問題と闘うことになる。また、ハウス・オブ・エヴァンジェリスタのメンバーは新たな悪意に直面していた」

 『POSE』シーズン3はFOXで放送された後、Netflixでも配信される予定だそうです(Netflixさん、日本でも同時に公開してくださるよう、お願いします!)



参考記事:
'Pose' Just Announced When Its Third (and Final) Season Will Air(Out)
https://www.out.com/television/2021/3/05/pose-just-announced-when-its-third-and-final-season-will-air
Pose Reveals Premiere Date of Its Third (and Final!) Season(Advocate)
https://www.advocate.com/television/2021/3/05/pose-reveals-premiere-date-its-third-and-final-season

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