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コロナ禍による困り事や不安を解消するためのヒント

4月7日、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、緊急事態宣言が発せられました。僕らの暮らしはどのような影響を受けるのか、また、困ったことが起きた時、どうしたらよいのか、支援情報などをまとめてみました。

コロナ禍による困り事や不安を解消するためのヒント

4月7日、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、緊急事態宣言が発せられました。僕らの暮らしはどのような影響を受けるのか、また、困ったことが起きた時、どうしたらよいのか、支援情報などをまとめてみました。(2020.4.8)



 4月7日、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、緊急事態宣言が発せられました。東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都府県について5月6日まで、スーパーやコンビニ、銀行、薬局、病院の利用を除いて、基本的に自宅で待機するということが求められます。まずは自身の命を守る行動(予防)を取りましょう、そして、知らずに人にうつすことも避けましょう。

【感染を防ぐために】
 いろんなメディアでさまざまな情報が飛び交っていますが、g-lad xxではまず、感染拡大を防ぐために最前線で対策にあたっている感染症の専門家の方たちが発信している「コロナ専門家有志の会」を読んでいただくことをお勧めします。大切なことがわかりやすくシンプルに書かれていると思います。
 
◎自宅待機のポイント
・密集・密閉・密接の重なるところに絶対に行かないこと
・人と会う機会を8割減らすこと
・外出は、散歩、ジョギング、食料品の買い出し、通院、行く必要のある仕事程度にとどめてください

◎感染時に備えよう
 もし体調が悪くなってしまったら…
・風邪の症状ならしばらく様子をみましょう。
・持病がなければ、37.5度以上の発熱でも4日間はご自宅に。
受診の目安に従い、近くの「帰国者・接触者相談センター(新型コロナ受診相談窓口)」に相談しましょう。
・指示を受けて、指定された医療機関に、指定された方法で受診をしてください。 

◎戦う相手は人ではなくウイルス
・感染者やその近親者、医療従事者や保健所・行政の人を差別することなく、お互いを労い、支え合いと感謝の声をかけあっていきましょう。




【経済的な不安や困窮への支援】
 一方、緊急事態宣言によって、多くの店舗が休業を余儀なくされるため、職を失った方、会社に休業を命じられた方、自営業やフリーランスで収入が減った方など、当面の生活に困っている方もいらっしゃるかと思います。
 失業保険や休業手当だけでなく、家賃の支払いが厳しい、当面の生活費が必要だというときに、助けとなる制度がいろいろあります。

◎当面の生活に困った時に使える制度
 3月25日から開始された「個人向け緊急小口資金等の特例」という制度があります。休業によって緊急に一時的な資金が必要な場合、10万~20万円の緊急小口資金を無利子で借りられます。雇用の形態や働き方に限らず相談を受け付けてくれます。詳しくはこちら
 さらに、失業などにより1回の貸付だけでは生活の維持が困難な場合、3ヵ月にわたって総合支援資金を借りられます。生活を再建するまでの間に必要な生活費として、原則3ヵ月間(最大12ヵ月間まで延長可能)、月20万円までの貸付けを行うものです(単身世帯の場合は月15万円以内)→詳しくはこちら
 いずれもお住いの地域の社会福祉協議会にお問い合わせください。
(マネーポストWeb「コロナ失業で活用できる制度の数々 求職者給付金、未払賃金立替など」より)

◎フリーランス(個人事業主)の方への支援
 上記の個人向け緊急小口資金(生活福祉資金貸付制度)を利用できます(実際に借りた方の体験談がこちらに掲載されています)
 実質無利子・無担保で6,000万円まで、日本政策金融公庫からお金を借りることが可能だそうです→詳しくはこちら

◎持続化給付金
 新型コロナウイルス感染症の拡大に伴うインバウンドの急減、自粛などの影響を受けている中堅企業、中小企業、小規模事業者、フリーランスを含む個人事業者など、その他各種法人などに対して、事業全般に利用できる給付金を支給する制度。新型コロナウイルス感染症の影響により売り上げが前年同月比で50%以上減少している法人や個人事業主に対して、法人は200万円、個人事業者などへ100万円を上限に、現金を給付するものです。(詳細はこちら
 
◎東京都 感染拡大防止協力金(2020.4.10)
 東京都知事は、都の要請や依頼に全面的に協力する中小の事業者に対し、単独店舗の事業者は50万円、複数店舗を持つ事業者に100万円を支給する「感染拡大防止協力金」を創設すると発表しました。併せて、資金貸付制度の拡充や水道料金の徴収猶予なども検討するそうです。(詳細が発表されました→こちら。2020.4.15)
 
※一律10万円の給付金についてはこちらをご参照ください。2020.4.21
※東京新聞『<新型コロナ>生活困窮、相談を 緊急事態宣言2週間 経済打撃』で個人支援策のわかりやすい一覧が掲載されていましたので、ご紹介します。2020.4.22


 

【二丁目やゲイシーンを支えたい】
 二丁目(をはじめとするゲイバーが多く集まる街)では、ほとんどのゲイバーが臨時休業を余儀なくされています。
 AiSOTOPE LOUNGEは5月6日までの全てのイベントを中止としました(毎年GWにはゲイナイトが最大級の盛り上がりを見せているだけに、本当に悲しいことです)。大阪のEXPLOSIONも休業に入り、当面イベントは行われない見込みです。
 ゲイバーやクラブだけでなく、ハッテン場やウリ専などゲイ産業のあらゆるお店も同様です。
 二丁目を愛する人たちが立ち上げた「#SAVEthe2CHOME」にぜひご参加くださいでもお伝えしたように、苦渋の決断を迫られたお店に対しての感謝や応援のメッセージが「#SAVEthe2CHOME」にたくさん寄せられています。
 マスターがオンラインで営業したり、お客さんにPayPayでボトル料金などを前払いしてもらうなど、さまざま頑張っているゲイバーもありますが、緊急事態宣言が出て飲みに行くことを止められている以上、また、この状況が何ヵ月続くのかわからない以上、国や都などに補償していただけないと、やっていけないですよね…。なんとかできないのだろうかと、お店の方もお客さんも、多くの方たちが頭を抱えていることと思います。
 東京都知事は3日、バーなどへの支援金の給付を表明しましたが、未だ不透明な状況です。本当に支援してもらえるよう、働きかけていくことも大事ではないでしょうか。こちらの署名、あるいは、こちらの都民の声窓口への陳情など、できることがあると思います。
(4/10、東京都が感染拡大防止協力金の支給を発表しました。みなさんの訴えが功を奏した部分もきっとあると思います。よかったですね)
 僕らが愛した二丁目や、ゲイシーンの灯が消えてしまわないように。あの場所でまたみんなと笑顔で再会できますように…
 

 

【パートナー関係での不安、困り事】
 「新型コロナウィルス感染拡大によってLGBTがどのような困難を感じているか」のアンケートが開始されましたでもお伝えしたように、新型コロナウィルス感染拡大によってLGBTQやその家族、同僚や友人などにどのような困難が起こっているのかを把握し、国や各種団体、メディア等に届けるための調査が始まりました。
 同団体のもとには、例えば、同性パートナーが配偶者、家族として認められないがゆえに「パートナーが入院した病院で居場所や安否を教えてもらえなかった」といった声もすでに聞こえてきているそうです(もし、長年連れ添ったパートナーの身に万が一のことがあっても、そのことすら知らせてもらえないとしたら、こんなに悲しいことってないですよね…)
 長年つきあってて家族同然の彼氏がいるけど、諸事情で同居はしてなくて、しょっちゅう通ってる、というようなカップルの場合、この状況で(いま現在は警察が止めたりすることはないそうですが)会いに行くことは許されるのかどうか、悩む…など、それぞれの方たちの置かれた状況によって、さまざまな問題や不安が生まれてくると思います。
 そういう声を集めて、状況の改善に役立つよう働きかける(社会的課題として見える化していく)という趣旨だそうですので、何か不安がある方はぜひ、回答してみてください→Marriage For All Japan緊急アンケート 新型コロナウィルス感染拡大の影響を教えてください


【HIV関連のこと】
 HIV陽性者の方たちのなかには、新型コロナウィルスに感染したら大変…と、ものすごく不安を感じる方もいらっしゃるかと思います。HIV陽性者支援団体のぷれいす東京が、HIVと新型コロナウイルス関連情報などという特設ページで、これまでわかっている情報や気をつけるべきことなどをまとめていますので、ご覧になってください。
 また、現在PrEPを行なっている方は、PrEP@TOKYOが「PrEPの服用中断と再開について」詳しく解説していますので、ご覧になってください。

 
【メンタルヘルスのこと】
 かつて経験したことのない状況に置かれ、(補償が明確でないため)感染の不安と経済的な不安の板挟みだったりして、一人暮らしの方などは特に、強いストレスや不安を感じ、精神的にまいっているような方も多いのではないかと思います。今は(3.11の直後がそうだったように)みなさん、多かれ少なかれ社会不安から来るうつ状態におちいっているのだと思います。
 そんななかでも、できることをやって、メンタルヘルスを整えていきましょう。これを機にお部屋の大掃除をすると気が晴れるかもしれませんし、レシピ集などを見て作ったことのない料理にチャレンジするのも楽しそうです。散歩やジョギングをしたり、自宅で運動したりして、体を動かすことを心がけましょう。オンラインで誰かと話したり、ネトフリ・アマプラを楽しんだり、といった気晴らしも大切です。
 それでも不安に襲われ、眠れない日が続くような方は、下記の相談窓口に電話するか、心療内科を受診するとよいと思います。
 決して「もうダメだ…」と思いつめないでください。世の中にはあなたをサポートできる人たちや仕組みがたくさんありますので、遠慮なくSOSを発信しましょう。
(PRESIDENT WOMAN「精神科医Tomyが伝授、コロナストレスから心を守る超簡単なワザ5つ」を読んでみてください。精神の健康を保つためのコツがつかめると思います)
 


【相談窓口】
 パートナー関係のこと(家族として認められないなどの困難や不安)、LGBT差別的なこと(例えば、会社にゲイだとバレてクビになったなど)、HIV関連のことを中心に、こちらこちらに相談窓口のリストが掲載されていますので、もし困ったことがあれば、相談してみてください。
 セクシュアリティのことにかかわらず、生活の不安や悩みを相談したいという方は、厚労省の助成で運営されている「よりそいホットライン」にお電話するとよいかもしれません。


【セックスのこと】
 最後に、決して「不要不急」なんかではなく、とても切実な問題なのに、公には支援されないこと…セックスについて、お伝えします。(こちらや、こちらにガイドラインが掲載されています)
 もし、幸いなことに、特定の人とつきあっていて同居して同じ環境を共有している方なら、今の関係を変える必要はありません。
 しかし、たいへんつらいことですが、新しい相手とのセックス(ナイモンなどのアプリで知り合ってリアルするとか、ハッテン場に行くとか)は、自身が感染するリスクも、知らずに相手にうつしてしまうリスクもあるので、避けなければいけないと言われています。
 そこで、世界的にバーチャル(ネットを使って)でのセックスが推奨されています。海外のようにオンラインでの大規模なSEXパーティを開くことは日本では厳しいですが、CAM4などビデオチャット的なサービスもありますし、Pornhubは全世界でプレミアムサービスを無料提供してくれてますし…などなど、なんとかネットをうまく活用して、しのぎましょう。
 このパンデミックが収束したあかつきには、二丁目や堂山でどちゃくそ盛大にセクシーイベントでお祝いできるといいですね。
 
 
【おまけ:自宅待機中のお楽しみ】
Netflixでゲイ映画やドラマを観よう!
Amazon Prime Videoで名作ゲイ映画を観よう!
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