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特集:2025年8月の映画・ドラマ

2025年8月に上映・放送・配信されるLGBTQ関連の映画やドラマの情報をお伝えします。今月は『美しい夏』『鯨が消えた入り江』など惹かれ合う同性二人を描いた作品や、A24が贈るクィア・ロマンス・スリラー『愛はステロイド』が公開されます。 

特集:2025年8月の映画・ドラマ

(『鯨が消えた入り江』より) 


 8月、暑さ厳しい折りですね。みなさん熱中症には気をつけましょう(最近、日傘男子が増えているそうですが、とても素敵なことですね)。今月はA24が贈るクィア・ロマンス・スリラー『愛はステロイド』が公開されるほか、『美しい夏』『鯨が消えた入り江』など惹かれ合う同性二人を描いた作品も観られます。週末は劇場ギャラリー・美術館とともに映画館にも足を運んでみましょう。 
 新たに情報がわかり次第、追加・更新していきます。
 ちなみに8月1日は「ファーストデー」。多くの映画館で1100円〜1200円で映画を観ることができます(特別上映等を除く)。『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』なども上映中です。
(最終更新日:2025年8月29日)

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<トピック>

いつかきっと実現! マドンナの伝記映画

 先行き不透明だったマドンナの伝記映画『Who's That Girl』について、主演ジュリア・ガーナーが「まだ実現する予定」だと述べました。2023年にマドンナのツアーのために製作が中断され、『ストレンジャー・シングス 未知の世界』のショーン・レビがプロデューサーを務めるNetflixシリーズとしての展開が検討されていましたが、ジュリア・ガーナー主演の映画版プロジェクトの企画も消滅したわけではないとのこと。マドンナ自身が監督を務める予定で、「男性社会で生き残ろうとするアーティストとしての女性の闘い」をテーマに、エンタメ業界での成功から『ライク・ア・プレイヤー』のリリース、『エビータ』での主演、さらに『ヴォーグ』にインスピレーションを与えたNY・ハーレムのBALL ROOM(『パリ、夜は眠らない』や『POSE』にも描かれた有色人種のクィアたちがVOGUEなどの技を競い合うパーティ)との関係まで幅広く描かれる予定だそう。複数の形態で検討が続けられるなか、マドンナの人生を描く野心的なプロジェクトは「確実に動き続けている」とのこと。時間はかかるかもしれませんが、実現を楽しみに待ちましょう。(映画.com「マドンナの伝記映画はまだ“終わっていない”――主演ジュリア・ガーナーが告白」より)

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上映中

おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!

 差別野郎だったおっさんがゲイ友のおかげで生まれ変わっていく様を描き、大好評を博したドラマ『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』の劇場版が公開されます。映画では、ドラマの最終回で感動の同性結婚式を挙げた円と大地が遠距離で暮らすことになり、会えない寂しさや不安が募り…というお話をはじめ、ゲイのことがメインで描かれています。それ以外でも、いろんな意味で良い作品でした(レビューはこちら

<あらすじ>
ゲイの大学生・大地との出会いをきっかけに、間違いだらけだった自分の考えをアップデートしはじめた沖田誠。家族もそれぞれの「好き」を変わらず謳歌し、沖田家にようやく平穏な日常が訪れたかに見えた。しかしそんな矢先、アップデート前の誠からパワハラとも言える扱いを受けていた元部下の佐藤が、誠の取引先相手として現れる。一方、大地はパートナーの円と遠距離で暮らすことになり、彼に会えない寂しさや不安を募らせていく。

おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!
2025年/日本/114分/G/監督:二宮崇/出演:富田靖子、原田泰造、中島颯太、城桧吏ほか



上映中
水の中で深呼吸

 「自分は、女なのか、男なのか。この気持ちは、恋なのか、友情なのか。揺れ動く10代の心を描いた映画」、昨年の第20回香川レインボー映画祭でも上映された『水の中で深呼吸』が25日より全国で公開されます。安井祥二監督は「LGBTQ+に限らず、悩みを抱えながら生きている全ての人を、肯定できるような作品にしたい──そんな想いを込めて撮影した作品です。同性を好きになるなど、いわゆるマジョリティではない人たちの感情を描いた作品が「LGBTQ+の映画」というラベルで特別視されることに、私はずっと違和感を抱いていました。誰かにとってはごく自然で当たり前の感情が、いまだに「普通ではないもの」として扱われてしまうこと自体が、今の社会の空気を映しているようにも思えます。この映画は、「LGBTQ+の映画」という枠組みの中で語られるものではなく、あくまでひとりの高校生が自分自身を模索していく物語です。主人公・葵の抱える揺らぎは、誰もが日々抱えている葛藤や迷いと、何も変わらないと私は思っています。“普通”とは何か、“自分らしさ”とは何か。ふと立ち止まって、そんな問いと向き合ってもらえるような、小さなきっかけになれば嬉しいです」とコメントしています。

<あらすじ>
水泳部に所属する、高校1年生の葵。理不尽な上級生からの嫌がらせに耐えながら、黙々と練習に打ち込む日々を送っている。 そんな葵には、誰にも言えない、もうひとつの悩みがあった。同級生の水泳部員・日菜(中島瑠菜)に惹かれる気持ちを持て余していたのだ。“普通” とは何か、“自分らしさ” とは何か。泳ぎ続けたその先で、葵が見つけた答えとは──。

水の中で深呼吸
2024年/日本/74分/脚本:上原三由樹、岳谷麻日子/監督:安井祥二/出演:石川瑠華、中島瑠菜、倉田萌衣、佐々木悠華、松宮倫、八条院蔵人、伊藤亜里子、川瀬知佐子、山本杏、森川千滉、倉林希和里、小西有也、野島透也、池上秀治、しゅはまはるみ


  
8月1日公開
美しい夏
 
 20世紀イタリア文学の巨匠チェザーレ・パベーゼが1940年に執筆した名作小説『美しい夏』を、イタリアの女性監督ラウラ・ルケッティが映画化。戦争の足音が迫るトリノを舞台に、年上の女性との出会いを通して少しずつ大人になっていく少女の姿をみずみずしく描き出した作品です。LGBでなくても思春期の頃に同性に惹かれる経験をした方、性の揺らぎや、それゆえの葛藤や苦悩を経験した方も少なくないと思います。『モーリス』などと同様、同性愛が許されなかった(なかんずく女性どうしが愛し合って共に暮らすなどということが許さなかった)時代であれば、その苦悩はなおさらです。この映画は、LGBに限らず多くの人たちの共感を呼ぶような作品になっているようです。

<あらすじ>
1938年。トリノの洋裁店でお針子として働く田舎町出身の16歳の少女ジーニアは、3歳上の美しく自由な女性アメーリアと運命的な出会いをする。ジーニアは画家のモデルとして生計を立てるアメーリアに誘われて芸術家たちが集う魅惑的な世界へと飛び込み、大人の階段をのぼっていく。思春期のジーニアと、すでに自立した女性としてたくましく生きるアメーリアは、互いの姿に自分の未来と過去を重ねながら、徐々にひかれあっていく――。

美しい夏
原題または英題:La bella estate
2023年/イタリア/110分/R15+/監督・脚本:ラウラ・ルケッティ/出演:イーレ・ヴィアネッロ、ディーヴァ・カッセルほか
8月1日より全国で公開



8月1日〜7日上映 広島
まぜこぜ一座殺人事~まつりのあとのあとのまつり~

 最高!に素晴らしい多様性エンターテイメント映画「まつりのあとのあとのまつり『まぜこぜ一座殺人事件』」が広島で上映されます。2日には東ちづるさん×松本裕見子さんの地元愛あふれるアフタートークも!

まつりのあとのあとのまつり『まぜこぜ一座殺人事件』
劇場:広島 サロンシネマ 
映画上映:8月1日(金)〜7日(木) 
<アフタートーク>
日時:2025年8月2日(土)18:45~
登壇:東ちづる、松本裕見子



8月3日上映 横浜
『カミングアウトジャーニー』&続編 特別上映会

 AIDS文化フォーラムin横浜の中の企画として、映画『カミングアウトジャーニー』とその待望の続編を一挙に楽しめる特別上映会が開催されます。自分自身を見つける旅路を描いた本シリーズは、個々のアイデンティティと向き合う深いストーリーであなたの心を掴みます。『カミングアウトジャーニー』では、主人公が自己発見の第一歩を踏み出す姿を鮮やかに描き、続編ではその旅がさらに広がりを見せ、新たな挑戦と絆が織りなす感動の物語が展開します。この2部作をスクリーンで連続上映する貴重な機会をお見逃しなく! さらに、本上映会の目玉として、舞台演出家で本作主人公の福正大輔さんと、パートナーのぽんつくさんによるスペシャルトークショーも開催。映画のテーマである自己表現や個性の輝きについて、ユーモアと深い洞察を交えたトークで会場を盛り上げます。映画の感動を共有し、特別な時間を共に作り上げるこのイベントに、ぜひご参加ください。

映画『カミングアウトジャーニー』ダブルシネマ・セッション -カミングアウトとその後の物語-
日時:8月3日(日)10:00-12:00 ホール
会場:かながわ県民センター 2階ホール
無料
出演:福正大輔(公認心理師・ASK認定依存症予防教育アドバイザー)、ぽんつく、スペシャルゲスト




8月8日公開
鯨が消えた入り江

 香港と台湾を舞台に、1通の手紙がつないだ真夏の奇跡を描いたロードムービー。美しくきらめく台湾の原風景をバックに、心に傷を負った作家と孤独な青年の時空を超えた絆を描き出した映画です。『トワイライト・ウォリーアーズ 決戦!九龍城砦』のテレンス・ラウが優しく純朴な作家ティエンユーを繊細に演じ、『運命のマッチアップ』のフェンディ・ファンがチンピラのアシャン役で共演しています。ブロマンス映画であるとも、クィアロマンス映画でもあるとも言われていますが、劇中にレスリー・チャンへのオマージュが見られたり、PRで台北・西門の彩虹地景で写真を撮っていたりすることから、LGBTQコミュニティを意識した作品であるということは言えそうです。

<あらすじ>
香港の人気作家ティエンユーは、新作小説に盗作疑惑が持ち上がり、世間から激しいバッシングを浴びてしまう。心に深い傷を負った彼は、かつて文通していた少年が教えてくれた、天国につながるという「鯨が消えた入江」を探すため、ひとり台湾へと向かう。慣れない異国の地でぼったくりに遭い、台北の繁華街で酔い潰れてしまったティエンユーは、地元のチンピラであるアシャンに助けられる。ティエンユーが旅の目的を打ち明けると、「鯨が消えた入江」を知っているというアシャンは彼をそこへ連れていくと請け合い、2人のひと夏の旅が始まるが……。

鯨が消えた入り江
原題または英題:我在這裡等你 A Balloon's Landing
2024年/台湾/101分/監督:エンジェル・テン/出演:テレンス・ラウ、フェンディ・ファン
8月8日より2週間限定上映




8月22日より配信開始
ジャシー・スモレットの不可解な真実

 2019年、『Empire 成功の代償』でゲイのシンガーソングライターの役を演じ、自らもゲイであることをカムアウトした俳優のジャシー・スモレットが、ヘイトクライムを自作自演したとしていったんは有罪判決を受けながらも、すぐに無罪になりました。しかしその後、2020年に再び起訴され、2021年に有罪の評決が出されるも、2024年に州最高裁によって有罪判決が破棄されました。この不可解な部分の多い事件をめぐるドキュメンタリー映画『ジャシー・スモレットの不可解な真実』がNetflixで配信されます。 

ジャシー・スモレットの不可解な真実
原題または英題:The Truth About Jussie Smollett?
2025年/米国/86分
Netflixで8月22日より配信



8月24日上映 福山
『カミングアウトジャーニー1・2』上映会

 広島県呉市出身の福正大輔さんのカミングアウトを追ったドキュメンタリー映画『カミングアウトジャーニー』とその待望の続編を一挙に楽しめる特別上映会が広島県福山市で開催されます。自分自身を見つける旅路を描いた本シリーズは、個々のアイデンティティと向き合う深いストーリーであなたの心を掴みます。『カミングアウトジャーニー』では、主人公が自己発見の第一歩を踏み出す姿を鮮やかに描き、続編ではその旅がさらに広がりを見せ、新たな挑戦と絆が織りなす感動の物語が展開します。この2部作をスクリーンで連続上映する貴重な機会です。上映後には福正大輔さんとパートナーのぽんつくさんによるスペシャルトークショーも開催されます。

『カミングアウトジャーニー1・2』上映会
日時:8月24日(日)9:30-11:30 
会場:伊勢丘交流館大会議室(福山市伊勢丘4-6-1)
無料
定員;50名(事前申込順)
申込み・問合せ:TEL 090-4657-8014、Email jworks0622@gmail.com
主催:依存症予防教育研修FUKUYAMA・Pura Vida



8月28日 東京
VIOLET7

 吉祥寺「the LOBBY TOKYO」の「木曜劇場」企画としてTheStagPartyShowMoviesの映像作品『VIOLET7』が上映されます。それまでの作品とは違い、非日常の世界を色濃く映し出し、登場人物たちも緊迫した環境の中で、それぞれの思いをぶつけ合うといった内容です。「生きる」という日常的な行為の中に潜む「危うさ」と「大切さ」を、本作を通じて振り返っていただきたい、そんな作品だそうです。
 
the LOBBY TOKYO「木曜劇場」
日時:8月28日(木)19:30-
会場:吉祥寺the LOBBY TOKYO
¥1000+1drink
予約制(予約方法はこちらをご覧ください)





8月29日公開
愛はステロイド

 ステロイドで変わっていく身体と心、それでも逃れられない愛と暴力の連鎖…ルーとジャッキーに待ち受ける結末とは? A24が贈るクィア・ロマンス・スリラー『愛はステロイド』。『トワイライト』シリーズで世界的に有名になったクリステン・スチュワートと、『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』でキーパーソンとなるコディアク役で出演しているケイティ・オブライアンが運命的な恋、そしてそこから広がる破壊的な展開を演じて見せていることで話題を呼び、世界各国の映画賞を席巻した作品です。二人ともクィアの俳優で、クリステン・スチュワートは今年4月に同性婚していますし、ケイティ・オブライアンも2020年に同性婚しています。そんな二人が演じる恋と破壊的な人間ドラマに注目しましょう。

<あらすじ>
1989年。トレーニングジムで働くルーは、自分の夢をかなえるためラスベガスへ向かう野心家のボディビルダー、ジャッキーと運命的な出会いを果たし恋に落ちる。しかしルーは、街の裏社会を仕切り凶悪な犯罪を繰り返す父親や、夫からDVを受けている姉など、家族にさまざまな問題を抱えていた。そんなルーをかばおうとするジャッキーは、思いもよらない犯罪網へと引きずりこまれていく…。

愛はステロイド
原題または英題:Love Lies Bleeding
2024年/英米合作/104分/R15+/監督:ローズ・グラス/出演:クリステン・スチュワート、ケイティ・オブライアンほか
8月29日より全国公開



8月29日配信開始
I Am Here ー私たちはともに生きているー

 今を生きる日本のトランスジェンダーのリアリティを映し出した当事者監督によるドキュメンタリー映画です。特例法の要件のハードルの高さ、日常生活で直面しがちな困難など様々な生きづらさが浮き彫りになり、身につまされますが、本当に多様な方たちが登場しているので「トランスジェンダーといってもこんなにいろんな人がいるんだなぁ」と実感できますし、笑いや感動もあって、観てよかったと思えるはずです。東京ドキュメンタリー映画祭2020・短編部門グランプリ受賞作です。(レビューはこちら

I Am Here ー私たちはともに生きているー
2021年/日本/59分/監督:浅沼智也/出演:浅沼智也、愛光、青木未央、和泉有紀、乾菜月、尾崎日菜子、おすぎ純子、瞬、杉山文野、虎井まさ衛、中川美悠、畑野とまと、三橋順子、ミムラ、宮田りりぃ、山本蘭ほか
Amazon prime videoにて配信



<大阪アジアン映画祭>
 8月29日(金)から9月7日(日)まで開催される第21回大阪アジアン映画祭。毎回チケット発売後に即完売する上映が続出するなど全国の映画ファンの注目はもとより国内外映画関係者の注目も高まり続ける、大阪が最も熱くなる映画祭です(今回はオープニングセレモニーにジュディ・オングさんが登場するそうです)。プログラムが公開となり、今回もクロージング作品『好い子』をはじめクィア映画が何本も上映されることがわかりました。上映が9月となる作品もあるのですが、先取りしてここでご紹介しておきます。

8月30日・9月4日上映 大阪
クィアパノラマ

 8月29日(金)から9月7日(日)まで開催される第21回大阪アジアン映画祭の「特別注視部門」で、都会で生きる孤独なゲイの青年を硬質なモノクロの映像で描き、ベルリン国際映画祭2025パノラマ部門でも上映されたジュン・リー監督の最新作『クィアパノラマ』が上映されます。

<あらすじ> 
関係を持った相手になりすまし、出会いを重ねていくゲイの青年。誰かになりきることでしか自分自身を表現できない彼は、次第に現実感を失っていく…。

クィアパノラマ
英題・原題:Queerpanorama [眾生相]
2025年|香港、アメリカ|88分|言語:英語、中国語|字幕:日本語、英語
監督:ジュン・リー Jun LI [李駿碩]
出演:Jayden CHEUNG、Erfan SHEKARRIZ、Phillip SMITH、Arm ANATPHIKORN、Sebastian Mahito SOUKUP
8月30日(土)20:50 テアトル梅田シネマ4、9月4日(木)21:00 T・ジョイ梅田スクリーン7


8月31日・9月3日上映 大阪
ワン・ガール・インフィニット

 二人の少女を主人公に、疎外された中国の若者たちを大胆な色彩をまとってリアルに描いた、衝撃的で生々しい青春映画。アカデミー賞受賞脚本家エリック・ロスがエグゼクティブ・プロデューサーとして名を連ねています。

<あらすじ>
10代の少女インジャーとトントン。万引きをし、車にオレンジを投げてはしゃぎ、同じベッドで眠る。やがてトントンが麻薬の売人と恋仲になると、インジャーは彼女への愛ゆえに、すべてを犠牲にする決意を固める…。

ワン・ガール・インフィニット
原題:1 Girl Infinite
2025年|米国、シンガポール、ラトビア|100分|言語:中国語|字幕:日本語、英語
監督:リリー・フー Lilly HU [胡嘉穎]
出演:チェン・シュエンユー CHEN Xuanyu [陳宣宇]、リリー・フー Lilly HU [胡嘉穎]、ヤン・ボー YANG Bo [陽博]
8月31日(日)16:20 ABCホール、9月3日(水)19:40 ABCホール


9月1日・6日 大阪
紅い封筒

 台湾映画界が世界に放った笑えて泣ける“同性冥婚”エンタメ『僕と幽霊が家族になった件』を、タイが誇るスーパースター、ビルキン&PPクリットを主演に迎えリメイク! 笑って泣けるキュートなホラーコメディ! 製作は『団地少女』『おばあちゃんと僕の約束』『いばらの楽園』(OAFF2025)等で知られるGDHです。 

紅い封筒
2025年|タイ|128分|言語:タイ語|字幕:日本語、英語
監督:チャヤノップ・ブンプラゴーブ
出演:プッティポン・アッサラッタナクン、クリット・アンムアイデーチャコーン、アラチャポン ポーキンパーコン、ピヤマース・モンヤクン
日本初上映 
9月1日(月) 19:00-、9月6日(土) 10:10- いずれもABCホールにて上映


9月1日上映 大阪
ラブポーション

 令和7年度映像(日本映画)<学部生対象>研究表彰 奨励賞受賞作。

<あらすじ>
学校の屋上で自殺しようとしていた美空はカップルの花と瑠奈に助けられ、友達になる。美空は優しい花に家庭の事情を打ち明けるが、瑠奈は二人の親密さに心が落ち着かなくなる。そんな中、”恋薬”の噂が流れる。

ラブポーション
2024年|日本|55分|言語:日本語|字幕:英語
監督:山田夏穂、出演:竹本柚香、田川月乃、大西結歌、北野七海、佐伯理紗子
世界初上映
9月1日(月) 入場無料・予約不要


9月6日上映 大阪
ソン・ランの響き

「アジア映画傑作選 Cinema Journey」という企画の中の一作品として『ソン・ランの響き』が上映されます。『さらば、わが愛/覇王別姫』に通じるようなベトナムの伝統歌舞伎にオマージュを捧げる作品で、素晴らしく美しく、そして大いに感情を揺さぶられる名作です。

<あらすじ>
1980年代のサイゴン(現・ホーチミン)。借金の取立て屋をしているユンは、ある日、カイルオンの劇場へ“仕事”に向かう。「払えない」という団長に暴力をふるい舞台衣装を燃やそうとするが、劇団のスター、リン・フンが止めに入る。翌日、舞台を観に行ったユンは、リン・フンの美貌と歌声に魅せられる。住む世界の違う二人だったが、あるきっかけから互いの来し方を話すうちに距離を縮めていく。カイルオンの伴奏者をしてい父親のソン・ランをユンが奏で、リン・フンが歌う。リン・フンはユンの思いに触れ、カイルオンの道に戻ることを勧めるのだが……。

ソン・ランの響き
原題:The Tap Box[Song Lang]
2018年/ベトナム/102分/監督・脚本:レオン・レ/出演:リエン・ビン・ファット、アイザック(365daband)
9月6日(土)18:20- 大阪市中央公会堂大集会室にて上映。無料


9月7日 大阪
好い子

 大阪アジアン映画祭のクロージング作品として、シンガポール発ドラァグクイーンと家族の再生を描いたヒューマンドラマ作品『好い子』が世界初上映されます。監督は、新世代のシンガポール映画界を牽引するワン・グォシン。金馬奨にノミネートされた『男兒王』など、シンガポールにおけるアイデンティティや社会的なテーマの作品で知られている方です。

<あらすじ>
自分を拒絶した父の死をきっかけに、実家に戻ったドラァグクイーン。認知症の母、理解しあえない兄。バラバラになった家族を繋ぎとめたのは、とっさについた「私はあなたの娘」という嘘。ドラァグクイーン姿の息子を“娘”と信じた認知症の母との時間が、過去を受け入れ、かたくなだった心をほぐしていく。

好い子
原題:好孩子、英題:A Good Child
2025年/シンガポール/105分
監督:ワン・グォシン (ONG Kuo Sin/王國燊)
出演:リッチー・コー(Richie KOH/許瑞奇)、ホン・フイファン(HONG Hui Fang/洪慧芳)、ジョニー・ルー(Johnny LU/路斯明)、チャーリー・ゴー(Charlie GOH/吳清樑)、シェリル・チョウ(Cheryl CHOU/周智慧)
世界初上映 World Premiere
9月7日(日)夜、ABCホールにて上映予定


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SCHEDULE

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