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シドニーや岸和田でプライドパレードが開催されました

2026年03月02日
シドニーや岸和田でプライドパレードが開催されました

 2月28日(土)、48回目を数えるシドニー・ゲイ・アンド・レズビアン・マルディグラのパレードが盛大に開催されました(Gender Free Japaneseのみなさんも参加したそうです)。CEOのジェシー・マセソン氏は「パレードは声高でグラマラスで堂々としてました。1万人超のパレード参加者が並んだオックスフォードストリートのフロートのいくつかはこれまでマルディグラがプロデュースしたなかでも最も大胆だったのでは。大勢の観客がECSTATICA(大きな喜び)を感じたはず」とコメントしました。観衆の数は25万人に上ったそうです。
 なお、例年、パレード終点のムーアパークの中にあるエンターテイメント・クウォーター(FOXスタジオ)で200万豪ドル(2.2億円)規模のアフターパーティが開催され、カイリー・ミノーグやオリビア・ニュートンジョン、ジョージ・マイケル、チャカ・カーンなど、錚々たるゲストがライブを繰り広げ、世界中から集まった参加者を感動させていましたが、2年連続の大幅な赤字を理由に、1ヵ月前に中止が発表されました(これを受けて野党から資金提供を打ち切るべきだとの声が上がったそうですが、ニュー・サウス・ウェールズ州政府はこれを退けました。エネルギー担当大臣のペニー・シャープ氏は、「1978年以来、マルディグラは毎年、社会的主張や議論の場であると同時に、クィアの喜びを祝う行事となり、今や毎年何千人もの人々をこの街に呼び込む、最も重要な観光イベントの一つになっている」と、芸術担当大臣ジョン・グラハム氏も「マルディグラはNSW州およびオーストラリア全体にとって重要な文化的役割を果たしており、2009年以降、政権の党派を問わず州政府が誇りをもって支援してきた」と述べたそうです)
 90年代からF1や全豪オープンに次ぐとも言われるほどの経済効果を誇ってきたマルディグラは、その規模の大きさゆえに一時は株式会社化したり、試行錯誤を繰り返してきましたが、毎年安定した運営を続けるのはなかなか大変なようです。それでも今年もシドニー市とNSW州観光局が協賛し、パレードは盛大に開催されました。2年後には50周年を控えています。いつも以上に素敵な、メモリアルなパレードが開催されることと期待されます。

 
 3月1日(日)には大阪府の岸和田市で、今年の春のプライドシーズンの幕開けを告げる岸和田レインボーパレードが開催されました。助産師さんや医療従事者のアライの方たちによる団体「レインボーカフェin岸和田」が主催し、地元や近県の方たち約50名が岸和田城周辺をパレードしました。パレード後には市立福祉総合センターで交流会が開催され、塩むすびやお茶や三色団子が提供され、たくさんの方たちがスピーチしました(市議会で同性パートナーシップ証明制度の条例の制定を求めてくださった市議の方が来られていて、大多数の反対にあったと語っていました。また、前日に起こった戦争を受けてのお話などもありました。こういう時だからこそ、平和や人権への思いを共有し、つながりを深めるような場は大切だと感じました)

※g-lad xxでは第4回岸和田レインボーパレードのレポートを近日中に公開する予定です。
 
 
 
 
参考記事:
Sydney erupts in ECSTATICA at the 48th Sydney Gay and Lesbian Mardi Gras Parade(Australian Arts Review)
https://artsreview.com.au/sydney-erupts-in-ecstatica-at-the-48th-sydney-gay-and-lesbian-mardi-gras-parade/

シドニー・マルディグラのアフターパーティーが中止に(JAMS.TV)
https://www.jams.tv/news/279949


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